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人形町噺し問屋 その七十四 [落語]

人形町噺し問屋 その七十四
於:水天宮前 日本橋公会堂

三遊亭兼好 ご挨拶
三遊亭じゃんけん『時そば』
三遊亭兼好『ぞろぞろ』
おしどり 漫才
三遊亭兼好『妾馬』

恒例の挨拶は先月の続きのスマホについて。
「お疲れさま」と入力しようとすると「お疲れサマーランド」と出ていたのが、最近ようやく出なくなってきたので安心していたところ、宝くじのメールを何通かやり取りしていたら今度は「お疲れサマージャンボ」と出るようになったらしい。
豊田議員については「議員辞めないという選択肢があったとは」。曰く、政治家の先生は大概は秘書に任せっぱなしで仕事をしていないのだから、そんなに政治がしたいのならば議員じゃなく秘書になればいいのに、とのこと。秘書の気持ちもわかるだろうし、だそうだ。
日野皓正氏のビンタについても「気持ちはわかるけどやっちゃダメでしょうねえ。私も弟子に対して『そうじゃない! もうやめろ!』とビンタしたい時もありますけど。もしそれがアリの寄席に行って、サゲまで行けた噺家はふたり、とか嫌でしょ?」とのことだが、それはそれで見てみたい。

じゃんけんさん、高座に上がって袖を見つめ、「師匠が袖からいなくなってビンタの心配がなくなりましたので安心してできます」と噺に入る。
前半仕込みパートのそば屋のそばは「ゾッ、ゾッ」とかなり短めのそばっぽい。拍手を貰うために変に長くそばをすすろうとしないのは好感が持てる。

兼好師の一席め、それでも「ビンタしてもよかったんですけどね」と厳しい。
兼好師で『ぞろぞろ』は初めてかな。
床屋の親父がお参りから戻ってきて、店で待っていた男に対して「誰だてめえ」と江戸弁でまくし立てていたのが、客だとわかった瞬間に「あ、お客さんですか。すみませんお客さんに慣れていないもので」と手のひらを返すのがおかしい。

おしどりを見るのは2回め。
針金アートの夫ケンちゃんとアコーディオン漫談の妻マコちゃんの夫婦漫才というちょっと異色な感じ。
リクエストを受けて針金アートを作っている間に、マコちゃんが下ネタの「エロシャンソン」を歌い上げる。あまりの唐突さに会場が静まり「大惨事です!」。
先日子ども寄席で初めて会ってゲストに呼ばれたそうで、「師匠は夜の舞台だとこういうネタをするって知らなかったんでしょうねえ」とのこと。
元は関西だそうで、漫談のネタは割とコテコテ。

兼好師の『妾馬』も初めてかなあ。
とにかく八五郎が軽くてバカっぽいのが楽しい。
大家や三太夫から何をいわれようが小言を食らおうが、どこ吹く風でペラペラとまくし立てる。大家から「お前はもう何も考えるな」と釘を差されてしまうのがまたおかしい。
「手土産に佃煮とか持ってったほうがいいかな?」「大名に佃煮を持っていくバカがどこにいる」「大名ってのは佃煮が毒なのかい?」というやり取りが好き。
兼好師のことだから後半のしんみりしたところはあっさり短めかと思ったが、予想よりも長めにしっかりと。
最後に殿に都々逸を聞かせて「『よぉよぉ』くらいいえ」と要求し、殿が「ぃよ〜っお」と能の掛け声で応えるのも笑った。
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秋のコタツ [落語]

秋のコタツ
於:日本橋 食堂ピッコロ

入船亭小辰『松山鏡』『馬の田楽』『お初徳兵衛』

今日も雨なので家でダラダラと。
なんか小辰さん久しぶりだなあ。なんか行こうとすると雹が降ったりトラブルが起きたり家を出ようとするタイミングで雨が降ったりとうまいこと合わなかった。
今日も台風なのだが、予約していたので電車で会場まで。客が少なくなるかと思ったが、ほぼ満席のようだった。

一席め、今日はネタおろしの会なので稽古がしたかったのだが、前日のワザオギの会の打ち上げに出なければならず……と稽古ができない言い訳をマクラに。
地方に行くことも多いが……とある地方に会の前日から呼ばれ、なぜか素人落語を聞かされて講評もさせられたエピソードから田舎の噺である『松山鏡』に。
実直な感じの庄助が爽やか。

二席めはネタおろし。
三席めのマクラで「『馬の田楽』のような『何も起こらない』という噺が大好きで。こういう噺を楽しむ文化は素晴らしい。北朝鮮にはこういう余裕がないからこんなことになってるんじゃないですか」とのこと。
まあその意見には反対はないんだけど、俺は『馬の田楽』苦手。あまりにも何もなさすぎて「だからなんだよ!?」と思ってしまう。『馬のす』なんかも近いけど、まだ最後にどんでん返しというかネタばらしがあるのでまだいいが、『馬の田楽』はオチてもなんの解決もしてないし。
そもそもなんでなんの落ち度もない馬子がこんなことに巻き込まれなきゃなんないの? という理不尽さも残るし。
小辰さんで聴いてもその印象は変わらず。

三席めは今年ネタおろしして何度かかけたという『お初徳兵衛』。
以前扇辰師で聴いたことがある。
まあこの噺も何か派手な場面があるわけではないけれども、いろいろと状況が変わっていく様子が流れるように見えて、それがなんだか趣き深い。
笑いどころの少ない噺ではあるけれど、小辰さんはこういう噺が似合う気がする。

でも終わった後に「あー恥ずかしかったー!」と叫ぶ。曰く、自分がお初になっているのが恥ずかしくて笑いそうになってしまうのだとか。
時季ももう外れているので今年最後とのこと。

終演後お見送りに出ていた小辰さんと少し話し、以前らぐろ亭で撮らせてもらった写真について本人から感想をもらう。小辰さんの中で大評判とのことなので、いつか着物姿を撮らせて欲しいなあ。
つーか小辰さんらぐろ亭以来か。開きすぎた……。
タグ:入船亭小辰
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お江戸なまらく両国亭 てんまんの会 その17 [落語]

お江戸なまらく両国亭 てんまんの会 その17
於:両国 お江戸両国亭

三遊亭まん坊『転失気』
三遊亭天どん『新作(茶封筒)』
三遊亭萬橘『不孝者』
ちゃぶ台トーク
三遊亭萬橘『黄金の大黒』
三遊亭天どん『樟脳玉』

スーパーファミコンミニの予約取れなかったー。
今日から予約受付だったから、朝9時の開始時間にいろんなサイト回ったが、どこもサーバーに繋がらないうえ瞬殺。あーあ。任天堂もいつまで品薄商法するんだか。
まあ普段そんなに、というか最近はまったくゲームしないんだけど、スーファミは世代ど真ん中だからなあ。学生時代にはお世話になりました。溜まり場になってた私のアパートで友だちと徹夜で桃鉄とかやったっけ。
時間差で予約受付始めたところもあるのでいろいろなサイトを探したりしてたら、行こうと思っていた連雀亭のワンコイン寄席の時間が過ぎていた。あーあ。

天気も良くないので写真を撮りに行く気にもなれず、今日はどこへにも出かけずに徹底的にダラダラする。
それとこれまで都合が合わなくて2週間くらい再配達を延期していたCDを受け取る。

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……おいAmazonいいかげんにしろよ。
なんでCD1枚買っただけなのにダンボールに入れてきてんだよ。ポスト投函になるヤツで送ってこいよ。「初回限定盤だから分厚かったりするのかな?」なんて思ってたら紙ジャケで普通のCDより薄いじゃねえか。
そして箱を放置していたら猫たちがビリビリに。なぜかダンボールを噛みちぎってはペッ、噛みちぎってはペッとするのが好きなんだよなあ。
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で、家を出たときに雨がポチョポチョと降っている。今から電車で行っていたら間に合わないので、仕方なくバイクで。そんなに大したことはないんだけど、雨粒が痛い。んんーなんかいろいろうまくいかないなあ。

さて久しぶりの天まんの会。会自体が1年ぶりとのことで、私は2年ぶりかな。最近は平日とかに開催されてたりするからなあ。

まずはまん坊さん。
なぜか「てんしき」が「てんしち」にしか聞こえない。江戸弁でもなさそうだし。

天どん師、たまに電車とかで声をかけられるけれども、電車に乗った直後だとその後が長いので気まずい、降りるひと駅前とかならいいんだけど、とのこと。なんかすごいわかる。俺も極稀に電車の中で噺家さんを見かけたりするけど、話しかけたところで何を話せばいいのかわからないから大概スルーする。特に寄席とかでしか聴いたことがない人だと話すこともないし。たまにガンガン行く人見かけるけど何を話してるんだろう。
さて一席めは茶封筒に入ったお金を拾った男ふたりの物語。
ひとりはやたらポジティブで、ひとりはやたらネガティブ。
ネガティブな男が、拾ったお金が9万円という半端な額なのはおかしい、本当は10万円を落としたのに自分たちが疑われるのは嫌だと自腹で1万円足すのがおかしい。なんか現代版の『三方一両損』みたいな感じか。そんなに「いい話」って感じじゃないけど。

萬橘師の一席めは珍しい『不孝者』。兼好師で一度しか聴いたことがない。
冒頭に出てくる番頭と大旦那のドタバタしたやり取りがおかしい。
萬橘師はやっぱり唄とか苦手なのかな? 芸者や若旦那が喉を聞かせる場面ではそこをなんとなくスルーしている感じ。
あとはやっぱり色っぽい芸者は似合わないなあー……。若旦那や飯炊きの清蔵はあんなに面白いのに、芸者の欣弥がどうしても色っぽくは見えない。まあこれは私の持つ萬橘師のイメージのせいかもしれないが。面白くないわけじゃなくて、その似合わなさぶりもまた一興というか。

仲入り後のちゃぶ台トークは相変わらずのグダグダ感で、話題があっちに行ったりこっちに行ったり。
まだ話が終わってないのにどんどん脇道に逸れていっていつの間にか迷子になっているという感じ。
もちろんそれが面白いんだけど。
萬橘師が噺家仲間と海に行って扇さんが萬橘師とどこかのおじいちゃんと間違えた話とか、萬橘師がデイケア施設に仕事に行って事前に高座を確認に行ったら介護士に「(落語を)聴かないの?」と入居者に間違えられた話など。
あとは大体「なぜ萬橘師は周りと打ち解けられないのか?」など。基本的に天どん師が「お前はなんでこんなにダメなんだ」と振り、萬橘師が「それアンタが言う?」と反論する形。その五十歩百歩感がおかしい。
多分時間はかなりオーバーしていたとは思うが、いつまでも聴いていたい面白さ。

萬橘師の二席めはあっさりめに。
多分トークで時間を取りすぎたんだろうなあ。
やっぱりこういうガチャガチャした噺だと萬橘師はハズレがない。

天どん師の二席め、私は初めて聴く。
マクラでも「珍しい噺ってのはだいたい他に似ている噺があってそっちのほうが面白い」とのこと。確かに『不動坊』とかにちょっと似ているかな。
さらに「オチを最初に説明しとかなければならない」ってのもネックなのだそうだ。とはいえこれは古典落語全般の問題だよねえ。『垂乳根』の「よってくだんのごとし」とか『鼠穴』の「夢は土蔵の疲れだ」なんて絶対通じないだろう。私は調べてようやく分かった。オチを変えればいいのかという単純な話でもないだろうしなあ……。
とはいえ「悪だくみをする男たち」と「気の弱い男」という組み合わせは天どん師でよく聴く形のような気がする。具体的にはすぐに出てこないけれども。
気弱な人物の素直っぷりと、それを笠に着て要求を突きつける男たちのテンションの差が面白いんだよなあ。

終演後に外に出てみると結構な振り。仕方なく濡れて帰る。やっぱり今日は色々うまくいかない。
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遊馬百席 第102回 [落語]

遊馬百席 第102回
於:板橋 みやこ鮨

三遊亭遊馬『垂乳根』『江島屋(上)』『江島屋(下)』

昨日から町内で祭をやっている。
特にうちの町内は住宅密集地で、櫓を組んで踊れるようなスペースがない。
でどうするかというと、道を封鎖して踊るという力業に出る。すげえな。そこまでして踊らなくても……。わんこもびっくり。
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Nikon Df

町内会での付き合いで祭の協賛金も出したのだが、そうすると抽選券を貰える。
今までは行ったことがなかったのだが、今年はふと気が向いて神輿の見物がてら抽選会に行ってみた。
そしたらなんと1等の商品券5千円分が当たった。出した分よりも倍以上になって戻ってくる。
なんか最近ツイてるなあ。
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Nikon Df

さて先月はなかったために2か月ぶりの遊馬百席。
いつもなら月に5日程度の寄席の出番が、今月は15日くらいあるらしい。
ところで「寄席に出てきたっていうと『今日何演ったの?』って聞くお客様が多いんですが、それ知ってどうするんでしょう?」って言ってたけど、うん、俺もつい聞いちゃうけどなんか知りたいのよ。で、聴いたことのある噺だったら「ああー」って言うし、聴いたことのない噺だと「マジかよ聴きたかったなあ」ってなる。多分というか私の中では「行けなかったんだけど俺の知らない噺演ってないよね? うん、じゃあ今日はまあ行かなくてもまあ大丈夫だったかな」っていう確認て感じかも。
さておき、これだけ寄せの出番があるのも縁なのでしょう、と縁について少し話す。
受け売りだとのことだが、目の前の縁を疎かにする人にはいい縁は巡ってこないのだとか。「眼の前の縁を大切にせずに『いい人いなーい?』と結婚相手を探している人や、目の前のお客様を大切にせずに『独演会のチケット50枚買ってくれるお客と縁がねえかなあ、そうすれば4人でいいのに』という噺家には縁はこない」そう。すんませんチケットに関してはそこまで力になれないっす。
で、「縁の中でも〜」と定番のつなぎから『垂乳根』に。
今日はほぼすべての要素が入ったノーカット版。夫婦で飯を食う稽古は前座さんでも結構やるが、夫婦喧嘩の稽古はあまりやらない。でも私はこの夫婦喧嘩の稽古の場面好きなんだよなあ。「隣のお寅婆あに聞いたって? お寅婆あ出てこい!」「なんだい八っつぁん、あたしが何したっていうんだい!」「今喧嘩の稽古してるんだ」っていうやり取り好き。今日久しぶりに聴けて嬉しい。
省略せずに全部やるとマクラも含めて45分くらい。こらあ寄席ではできませんわ。

二席め三席めも「縁」つながりか『江島屋』。『江島屋騒動』とか『江島屋怪談』ということもあるが、遊馬師が『江島屋』と言っていたのでそれに則す。
これまで聴いたことがなく、昨日たまたま素人落語の稽古を見ているときに初めて聴き、「こんな噺あるんだ」と思っていたところ。こんな偶然もあるんだな。
とは言え昨日聞いたのは上の部分を省いてその分のあらすじを登場人物に語らせるというもので、今はそれが主流らしい。
今日はそのストーリーを最初から話す長いバージョンだが、それでもまだもっと長い噺の一部なのだという。圓朝話らしいが、すごいな。
上の部分は確かに盛り上がるところや面白いくすぐりがあるわけでもなく、起承転結でいうところの「起承」。
ただ、やはり下を盛り上げるためには上の部分もあったほうがいいかもしれない。より物語の風景が見えてくる。
下は娘を亡くした母親が古着屋に呪いをかけるシーンが鬼気迫る。それを見てしまった男にわけを話すが、その男が憎き江島屋の番頭と知っていたのか知らずにいたのか。遊馬師は「知らなかったんじゃないか」とのこと。
この噺はいろいろと語られていない部分が多くて、いくつもの解釈のしようがある。
実際遊馬師と会の後で話してみても、遊馬師自身もいろいろと迷っている様子。
またあまりにも後味が悪い噺なので、どうにか最後はポジティブな方向に持っていこうとしたそうなのだがあまり納得いっていない様子。
これからどう固まっていくのか楽しみでもある。

あ、今日聴いてて思ったのだが遊馬師はどうも数字に弱いような。
今日も五十両のところを五百両と言ったり、九月というところを十一月と言ったり。
井戸茶でも仏像の売値買値よく間違えるしなあ。
うーん些細な事かもしれないけど、数字だと初めて聴いた客にも「間違えた」ということが明確にわかってしまうし、それで「あれ、違うんじゃね?」と引っかかってしまって物語の世界から引き戻されてしまうので直してほしいなあ。

えー、で夜にメシでも食いに行こうかと車を出すときにガリッとブロックにこすってしまう。Oh...
あー、これ5千円で直せるかなあ……。禍福はあざなえる縄のごとしとはよく言ったもので……。
タグ:三遊亭遊馬
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シェアする落語 第18回 三遊亭わん丈 [落語]

シェアする落語 第18回 三遊亭わん丈
於:門前仲町 深川東京モダン館

三遊亭わん丈『國隠し』『新・蝦蟇の油』『井戸の茶碗』

噺家さんを撮影できる時間をとり、その写真をネットなどにシェアするという試みを行なっている落語会。
以前宮治さんのときに行って、今回はそれ以来となる。主催者である四家さんという方とは噺家の好みが似ているようでも微妙にずれていて、告知があるたびに「あー、そこにきたかー」とボール半個分外角低めにはずれてボール、なので見逃し、みたいな感じだった。
今回は私のストライクゾーンにズバッときたので久しぶりに行ってみる。

一席め、主催者の四家さんをいじったり、兄弟子や師匠について軽くいじりつつ語ったり、人間国宝をしくじった話をしたり、出身の滋賀について思いを述べたり。
「『わん丈さん滋賀出身なんだって? 琵琶湖近い?』ってよく聞かれるんですが、琵琶湖は県の中心にあるから誰の家からも近いんですよ」という一言がなんかおかしい。
滋賀は長野を抜いて長寿日本一になったそうだが、「年若くして死んだ人は琵琶湖に沈められてるに違いない」だそうで。
そんな滋賀いじりから、滋賀の西の端出身なのに「京都出身」と言い張る夫と、埼玉の志木なのに「東京出身」と言い張る妻が次の休みにどちらの実家に行くかを争う噺の『國隠し』に。
この噺は以前にも聴いたことがあるが、細部は色々と変わっていた。
前座の頃に作った噺だが、ウケがいいのでこういうわん丈さんを初めて聴く人が多そうなところでよく掛けるのだそうだ。ただし常連客のためにも少しずつ変えているという。へー。
そういえば白鳥師も千葉を東京コンプレックスをネタにした『千葉棒鱈』という噺があったっけ。そもそも圓丈師にも『悲しみは埼玉に向けて』とかあるし、微妙な地方いじりは圓丈一門のDNAなのかもしれない。
まあかくいう私も微妙な地方出身なので、噺の登場人物の気持ちはよく分かる。

二席めは『新・蝦蟇の油』。
最初はちゃんとした本寸法の蝦蟇の油の口上を綺麗に言い立て、中手をもらう。
「師匠から『この部分で拍手を貰えば大したもんだ』といわれていたので嬉しい。師匠……」と「安らかにお眠りください」みたいな雰囲気を出す。圓丈一門は師匠をよく殺すなー。……いや天どん師だけか?
本寸法の後には圓丈師版の口上を披露し、さらに続いてわん丈さんのオリジナルの口上に。
ジャパネットたかたやドモホルンリンクルなどの通信販売のネタを大量に突っ込み、爆笑をさらう。
本寸法の口上が上手い分、変化球も生きる。こういうバランス感覚が素晴らしいと思う。

仲入りの後に「シェアタイム」という撮影タイム。
レンズチェンジするのも面倒だし、せっかくなのでDfとD7000の2台を持っていく。
そんでもってバンバン撮る。
せっかく撮ったので多めに貼ります。

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Nikon D7000
リクエストされたポーズに戸惑うわん丈さん。「こんなポーズしたことないすよ」。

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Nikon D7000
ドヤ顔で草履の自慢をするわん丈さん。安く買ったが、デパートで買えば10万とかするそうだ。

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Nikon Df
「前にこはる姉さんがこんなポーズしてましたよね?」と対抗意識を燃やすわん丈さん。

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Nikon Df
二ツ目昇進時に宣材写真を撮影する際にカメラマンにダメ出しされたという『八九升』の中の仕草。

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Nikon D7000
その代わりに撮らされた手紙を書く仕草。「これ見られて『気に入ってんじゃねえか』と思われるのは嫌だな」。

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Nikon D7000
まんじゅうを食べるわん丈さん。

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Nikon D7000
煙草を呑むわん丈さん。

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Nikon D7000
『蝦蟇の油』で白紙を切る仕草。

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Nikon D7000
てへっ、のわん丈さん。

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Nikon D7000
「そうだ、萬橘師匠みたいに生着替えすればいいんじゃないですか?」と着物を脱ぎだすわん丈さん。

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Nikon D7000
「派手な長襦袢一枚になり、『ちょいと新さん、いいじゃないかさ……』」。

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Nikon D7000
長襦袢姿で再度さっきリクエストされたポーズを決めるわん丈さん。どうやらこれはハートらしい。

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Nikon D7000
「ハートならこうじゃないですか!?」

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Nikon D7000
「下着もお金かけてるんですよ」。素晴らしい心がけですね。

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Nikon D7000
また着付けるわん丈さん。

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Nikon D7000
「圓楽一門の師匠方は着物好きな方が多いんで、両国寄席に出ると『おっ、いい着物着てるね』なんて声かけてもらえるんですよ。林家は気づかない」


三席めはゴリゴリの古典。
でまたこれが上手いんだ。
やや軽いかなーと思うところもあるが、かえってそれがサラッとしていてしつこさがない。
高木作左衛門の爽やかイケメンぶりがえらいことになっている。
千代田卜斎の頑迷さもいい味を出している。

新作、古典改作、古典とテイストの異なる三席を飽きさせずに聴かせてくれた。
これでまだ二ツ目二年目なんだから先が楽しみだ。

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Nikon Df
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両国寄席 平成二十九年九月八日 [落語]

両国寄席 平成二十九年九月八日
於:お江戸両国亭

三遊亭兼好『締め込み』
三遊亭良楽『辰巳の辻占』
母心 漫才

微妙に仕事が残りつつも会社を出て両国まで。
こないだ兼好師が仲トリのときは押しに押して7時15分くらいだったのだが、今日は時間通りに7時に出番だったようでマクラが聞けなかった。
ちょうど泥棒が忍び込むところで客席に滑り込む。
兼好師の中でも『締め込み』は好きな噺。多分兼好師の生高座で初めて聞いた噺だからだろうなあ。刷り込みってやつか。
相変わらずおかみさんに対して「出てけよぅ」と強がる家主の男がおかしい。
ちょっと気を抜いたら泣いちゃいそう、という声が本当に上手い。
今日は「ウンか出刃かウン出刃か」という台詞がなかったなあ。あの台詞好きなんだけど。
出てきた泥棒に対して「お前泥棒か!? ……泥棒ならいいんだ、間男じゃないんだな? じゃあいいよ」というくすぐりは初めて。というかどんだけおかみさんのこと好きなんだ。
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謝楽祭2017 [落語]

今年も謝楽祭行ってきました。

とりあえず写真撮らせてもらった&サイン貰った方々を順に。
写真はすべてNikon Df。

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昨日も「扇辰日和」に行った入船亭扇辰師。

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春風亭一朝師。
初めてサインもらったー!

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柳家小太郎さん。最近あラやしきが平日になっちゃって行けてないんだよなあ。

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柳家喬太郎師。
サインの行列はずーっと長蛇の列で途切れることがなかった。

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柳家小せん師。
三K辰文舎ステージ直前にサインお願いしてしまってスミマセン。

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ホンキートンクのおふたり。仲良さそう。
忙しそうだったので正面からふたり揃って取れなかったのが心残り。

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説明不要の一之輔師。
「フォトジェニックに撮ってください」と言われたので気合を入れる。

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春風亭ぴっかり☆さんと林家あんこさん。

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鈴々舎馬るこ師。
真打昇進してから聴きに行けてないなー。

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古今亭菊之丞師。
去年もそうなんだけど常にメガネがずれてる……。


毎年恒例三K辰文舎のステージ。
これが一番のお目当て。
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社主の扇辰師。

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デスクの小せん師。
小せん師のギターはタカミネなんだな。

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拡張員の文蔵師。

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文蔵師と昨日初高座のはい辰さん。多分はい辰さんの画像は本邦初なんじゃなかろうか。

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……ん?

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喬太郎師が乱入し、文蔵師に絡みついて胸元をまさぐる。
何だこのふたりの表情。
完全にアッーーーの世界。
腐女子いたら食いつくのだろうか。

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さんざんやりたい放題やっておいて最後に「くせえ!!」。
最高です。
タグ:謝楽祭
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扇辰日和VOL.64 [落語]

扇辰日和VOL.64
於:中野 なかの芸能小劇場

入船亭はい辰『寿限無』
柳家やなぎ『青春ナイン』
入船亭扇辰『秋刀魚火事』
柳家わさび『露出さん』
入船亭扇辰『夢の酒』

昼間は久しぶりに靖国神社へ参拝する。
んーーー、なんか中国人観光客が多い気がする。アンタらなんか色々文句つけてきてんじゃん。いいのか? それとも台湾の人たちなのだろうか。
最近どこでも中国語と韓国語のパンフレットが置いてあるが、さすがにここにはなかった。
これまで何度もきていたのに、本殿の裏手に日本庭園があることに気づかず、今日初めて行った。
閉門までそれほど時間がなかったせいか、人影もまばら。東京のど真ん中のど真ん中と思えぬような静けさでたいへん心地よかった。

さて今日が初高座というはい辰さん。
辰まき改メ辰のこ改メ辰乃助さんに続いて初高座を聴く。
ネタは同じく『寿限無』。辰じん改メ小辰さんも初高座は扇辰日和で『寿限無』だったらしい。
柳家が『道灌』のように、扇辰一門は初高座は『寿限無』らしい。
今どきの若者という感じで背が大きく、着物がまだ先輩の借り物なのか、つんつるてんでスネと前腕が丸出し。
一部つっかえたところはあるものの、全体的には問題なくこなしていた感じ。頑張れー。
彼は小辰さん方向に行くのか、辰乃助さん方向に行くのか。

やなぎさん、自身の初高座の思い出も絡めてマクラを話し始める。
出身の北海道別海町の話や自身の高校時代の部活の話など。
後でわさびさんに「普通マクラは2エピソードくらいなのに5エピソードくらい話していた。長い!」といわれていた。確かに長かった。けど面白かった。
出身地の話が出ていたのでまた『自由ヶ丘の由来』かと思ったが別の噺でホッとする。
野球部と見せかけて将棋部の斎藤くんと、サッカー部と見せかけて囲碁部の長友くんが女教師に告白するという学園物。
くだらないと思いながらも面白い。

扇辰師の一席め、新弟子のはい辰さんについて。「彼は本名が真周(ましゅう)っていうから『辰真周』でいいかなって思っていたんですけどね。かみさんから『背が高いんだからはい辰でいいんじゃない』っていわれて、じゃそれでいいかあ、って。登録上は『はい辰』ですけど、本当は『High辰』です。めくりの師匠方が嫌がるから平仮名にした」とのこと。
ネタ出しした『秋刀魚火事』について。「今じゃあ誰も演る人がいなくなりましたね。……誰も演らないってのには理由があるんですが」とボソリ。
ケチの噺なので、お決まりの三坊のマクラから。「泥棒は寄席にはこない。……まあもしお客様の親類友人の中に……」という何百何十回聞いたであろうくすぐりで笑わせられるのはすごい。当たり前だが前座がやるのとではまるで違う。同じセリフなのになあ。
噺はケチな地主の仕打ちにキレた長屋の住人たちが、大家を巻き込んで仕返しをしようというもの。……まあ確かに爆笑をさらうってほどの笑いどころがあるわけではないかな。
『しわい屋』と『味噌蔵』にちょっと『目黒の秋刀魚』を足したような感じ。

わさびさん、扇辰師の一席めで「仕事があるといって謝楽祭に行かない。小金に転んだ」「『笑点Jr』にレギュラーで出てて天狗になってる。今日はその鼻をへし折ってやってください」などとさんざんにいじられていた。
それを受けて「あ、どうも。もう名乗らなくてもわかるでしょ? テレビをメインの仕事にしてますから」と高飛車に第一声を放つも「声掛けられるとかないですから……。やなぎさんも前座から昇進したばかりなのになんであんなに面白いんですかね!? 私は内弟子だったんですが、落語の稽古してたら本当に怒られましたからね。だからウケることに耐性がなくて、たまさか高座でウケたりするとビクッとしてその衝撃でセリフが飛んじゃう」と告白する。ははあ……だから二ツ目昇進直後はあんなにおどおどしてたのか……。
が、一度噺に入ると爆笑の嵐。
地域に馴染みすぎた露出狂の悩みの独白噺で、世界観が独特すぎておかしい。

扇辰師の二席め、「ゲストのふたりには『好きにやっていいよ』とは言ったけどさ……」と苦笑気味。
扇辰師の『夢の酒』は初めてかな。
お花の悋気っぷりや若旦那の軽薄さが楽しい。また、お花に振り回されている大旦那の困惑ぶりもまたおかしい。
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人形町噺し問屋 その七十三 [落語]

人形町噺し問屋 その七十三
於:水天宮前 日本橋公会堂

三遊亭兼好 ご挨拶
三遊亭けん玉『のめる』
三遊亭兼好『蒟蒻問答』
寒空はだか 歌うスタンダップコメディ
三遊亭兼好『お祭佐七』

私はいつも仕事が早く上がれるかは当日近くにならないとわからないので、噺し問屋は予約せずに当日券で入っている。
すると、予約キャンセルが入って当日券でポッといい席が空いてたりすることがあり、まさに今日はそんな日。割と前のど真ん中の席が空いていた。

まずはご挨拶。
最近ようやくスマホにしたらしく、現在は操作に四苦八苦しているそうだ。フリック入力は慣れたら楽だけどね。
スマホの変換予測にも手こずってるそうな。確かにアレも便利なようなそうでもないような。

今日の前座はけん玉さん。
再来月には二ツ目昇進だから、もしかしたら前座として噺し問屋に出るのは最後ってのもあり得るのかな?
今日も初めて聴く噺。着々と持ちネタを増やしているようだ。
ちょっと粗削りっぽいが顔芸は面白い。

兼好師の一席め、旅の雲水が名乗りを上げるときに盛大に噛む。珍しい。
さすがに八五郎住職に「三回ばかり噛んでて何言ってるかさっぱりわからねえ」と突っ込みを入れさせる。
それにしてもやっぱり権助がいいキャラ。

寒空はだか先生、「イントロクイズ」ならぬ曲中の一部を切り取った「中トロクイズのコーナー」ネタが面白かった。
これ聴くのは初めてかな。
正直持ち時間が30分近くある場合は最後の方がキツくなってくるのだが、今日は15分くらい。これくらいだと楽しく聴ける。

兼好師の二席め、初めて聴く噺。
実際にはもっと長い噺らしく、今日のは「序」の部分のようだ。
元武家の息子の若旦那・佐七が「鳶になりたい」と鳶頭の居候になるという内容で、『船徳』と『火事息子』を足したような感じ。
鳶の若い衆と佐七が吉原に繰り出し、金がないので佐七が居残りとして吉原に残ることになるのだが、それが親方にバレたときの若い衆たちの狼狽えぶりがおかしい。
が、まあ今日のところは長い噺の一部ということで、なんというか特に盛り上がりというか「ここが特に面白い」というような場面がある感じではなかったかな。いずれ通しで聴いてみたい。

今日は飲みにも行かずまっすぐ帰宅。
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二松落研創部50周年記念寄席 [落語]

二松落研創部50周年記念寄席
於:九段下 二松学舎大学 九段キャンパス

柳家喬太郎『擬宝珠』
柳家喬太郎『すみれ荘201号』
三遊亭兼好『片棒』
三遊亭じゃんけん『味噌豆』
三遊亭兼好『応挙の幽霊』

文字通り二松学舎大学落研の記念の会。
普通二人会だといわゆるABBA形式なのだが、今日はAABB形式。
というのも喬太郎師は次の仕事があり、兼好師は前の仕事の三田落語会が終わっていないからという多忙なふたりのため。
三田落語会とどっちに行こうかちょっと考えたが、知り合いからチケットを譲ってもらったのでこっちに。
ガチの兼好追っかけの人はハシゴしたみたいだが、さすがに三田落語会の権太楼師とこの会の喬太郎師を捨てる度胸はないかな……。

武道館で24時間テレビの募金に並ぶ人たちを尻目に二松学舎大学へ。入るのは初めてだ。
前座がわりにOBが一席。学校の用務員室を舞台にした新作だったが、プロ顔負けのちゃんとした噺で喬太郎師も驚いていた。実際面白かったし、下手な若手よりも噺の構成とか上手いんじゃないだろうか。

さてキョン師久しぶりですごく楽しみだった。
「唯一の趣味がウルトラマン」ということでウルトラマンと新マンのスペシウム光線の撃ち方の違いなどを高座の上で立ち上がりながら説明を始める。
ウルトラマンにハマったきっかけは弟弟子の喬之助師の影響らしく、ちょっとびっくり。子どもの頃から継続して好きだったわけじゃないんだ。
ハマるきっかけはガチャガチャだったそうで、ウルトラマンを卒業してからも他のガチャガチャを買うことがあるそうだ。
以前に買ったのは『妄想おねえさん』というシリーズだそう。おねえさんが寿司のシャリや巻物になっているというもので、それらのポーズを高座上で再現する。「鉄火巻とカッパ巻はポーズは同じなんですけどね、ツンパの色が違うんですよ。鉄火巻は赤でカッパ巻は緑なの。……買うでしょ!?」……そうかな?
コレクターつながりで昔は切手やコインを集め
る人がいた、コインは集めてなかったがギザ10はなんとなく気になる、緑青が浮いていて……というところから『擬宝珠』に。すごいところから噺に繋げてきたな。
『擬宝珠』はCDで聴いたことはあるものの、高座では初めて。
「恋煩いじゃねえの? ……そうすっとこの噺は『崇徳院』じゃねえんだな」というところは何度聴いてもおかしい。
金物舐めが好きだという若旦那の告白を聴いた後の熊さんの目の泳ぎ方がこれまた面白い。そこから放たれる呆れた顔での「死んじゃえば?」という冷たい一言の破壊力はすごい。

一席終わっても高座を下りずにそのまま二席めに。
落研主催の会のためか、キョン師の大学落研時代の思い出話をマクラに。
師の母校の日大はいろいろなところにキャンパスがあって、それぞれ学部によって集まるキャンパスが異なっていたという。で、集合したらまずは声出しをするのだが、これがよくある「アエイウエオアオ」とは違うらしい。日大芸術学部の一之輔師によると「『道具屋』始めー!」という掛け声で「世の中にはいろんなご商売がありますが……」と大声で始めたそうなのでそれかと思ったら、屋上から見える専門学校?に向かって「○○のお姉さんお茶飲みませんかー」というのだそうだ。落研ぽいといえばぽいけれども。
そんな話をしていたら「私の持ち時間、あと10分」。
短めの噺をするのかと思っていたら結構長めの『すみれ荘201号』。
同棲していた彼女の方がお見合いをしに地元に戻るという噺。
そこに出てくる市議会員のヨシカワさんがいい味を出している。
またお見合い相手が「歌を作るのが趣味」といって『東京ホテトル音頭』を歌い出す。のみならず、『東京イメクラ音頭』『大江戸ホテトル小唄』の三曲を歌いきる。
お見合いから戻ってきた彼女と彼氏の別れ話の部分は落研あるあるなのだろうか。結構落研をボロクソにこき下ろし、途中現役生に向かって「ごめんなさい」と謝る姿がおかしい。
結局15分ほど押して仲入りに。

兼好師は二松学舎出身だが落研ではなかったはず。と思っていたらやっぱり落研には特に何も触れず二松学舎大付属高校の高校野球の話に。曰く、一回戦でボロ負けをするわけでなく、来年に期待を持て、さらにOBの寄付も少なくてすむ最高の負け方だった、という。「でも今年優勝した花咲徳栄ですか、あんな読めないような学校でちゃダメですよ」って二松学舎も大概だけどね。
一席めの『片棒』は久しぶり。
金太郎、銀次郎のメチャクチャな提案にどんどん泣きそうになる父親の狼狽ぶりがおかしい。
それになんど見てもお父つぁんのからくり人形のくだりが素晴らしい。
ホントに人形に見えるから不思議だ。

兼好師は二席続けるときも一度下りる派。
着替えをする間のつなぎということで、じゃんけんさんが短めに『味噌豆』を。
定吉が二度めのつまみ食いの際に豆を山盛りに持っていくのがおかしい。

兼好師の二席めの『応挙の幽霊』は初めて聴く。
DVDになって出ているし持っているのだけれど、実はあまりDVDって見ない。
買っただけで満足してしまうパターンで、ライブDVDなんかも高いカネ出して買ってるのに封すら開いていないという。
最近音楽シングルCDだと、初回限定盤と称してDVDつきでちょっとお高めになってるやつと通常版の2種類が出てることが多いが、見もしないのに限定版の方を買って結局見ていないということが多い。
閑話休題、GWに聴いた旭堂南湖さんのものとはだいぶ違う噺。
ひとり応挙の幽霊画の前で酒盛りを始める道具屋の徐々に酔っ払っていくその行程がなんかおかしい。『猫の災難』とかでもそうだけど、こういうのホントうまい。
酔ってきて披露する都々逸もこれまた上手い。こういうのどこで稽古するんだろう。

終演後、なんでか珍しくご婦人たちと喫茶店でお茶することに。まあ今日は電車で行っていたので俺はビールだったけど。


妄想おねえさんのお寿司屋さん♪ 全6種セット ガチャガチャ

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