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扇辰日和VOL.63 [落語]

扇辰日和VOL.63
於:中野 なかの芸能小劇場

橘家かな文『蒟蒻問答』
入船亭扇辰『団子坂奇談』
入船亭扇辰『茄子娘』
三遊亭天どん『ハーブをやっているだろ!』
入船亭扇辰『心眼』

東京オリンピックから正式競技になったという3×3というバスケの試合が大森でやっているというので、落語の前にカメラ持って見に行く。
ここニフティの本社が入ってるビルで『ぽっどきゃすてぃんぐ落語』収録してたところだ。
バスケのコートの半面分で、ひとつのゴールを使う。前に流行った3 on 3とは違うのかな? 試合時間は10分またはどちらかか21点取るまで。普通のバスケのスリーポイントは2点で、他は1点。DJがいて音楽を流し、MCが実況しながらというスタイルで、解説もしてくれるのでルールもわかりやすいし盛り上がる。
思った以上に面白かった。
もっと見たかったが、扇辰日和の時間も迫っていたので後ろ髪を引かれつつも会場を後にする。結局40分ほどしかいられなかった。
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Nikon Df

昼食も摂らずに中野まで移動する。
かな文さん、「扇辰師匠のご厚意で、大きめのネタを演らせていただけるとこになりました」と『蒟蒻問答』。
これが上手いんだ。
八公の生臭坊主ぶり、権助の田舎臭さ、蒟蒻屋の六兵衛親分のどっしり感、沙弥托善の堅物感なんかがよく出ててキャラも立っている。前座でこれだけできるってすごいね。

扇辰師の一席め、「かな文さんが『ご厚意で』って言ったけどね、別にご厚意も何もないんですよ。『やってもいいですか』と聞かれたから『ダメだ』とはいえないじゃないですか」とのこと。「でもそのチャレンジ精神はいい」とお褒めの言葉。自分の弟子には厳しいのに。「弟子より稽古にくるんですから」。じゃあ文蔵師に借りはないんじゃない?
「自分の弟子がふたりとも二ツ目に昇進したので前座がいない。ホントはチンピラ(文蔵師)に借り作るの嫌だったんだ。ホントは一花に頼もうと思ったらアイツ忙しいんだよ、オヤジキラーだから」とのこと。
マクラでは『超入門!落語 the Movie』に触れる。
夏にEテレで新作を放送するらしく、そこで『茄子娘』をやってほしいといわれたそうだが、時間はなんと8分半。普通に演ったら20分くらいかかるのに、と。なんとか収めたそうだが、後日以前の放送のメイキング番組をたまたま見たら、役者さんが「落語家の話し方が速い」と言っていて、「そりゃそうだよ時間短えんだもん、早口で演るしかないでしょ」と苦笑する。
さて『団子坂奇談』は小辰さんで1回、扇辰師で1回しか聴いたことがない。
噺は淡々と進んでいき、そば屋の娘が赤ん坊の死体の腕にかじりついたところで「うわぁあああああーーーー!」と大声を出して会場中をビビらせる。

仲入りを挟んで緞帳が上がるも、めくりが扇辰師のまま。
かな文さんめくり忘れてるぞ、と思ったら羽織なしで扇辰師が登場する。
曰く、『団子坂奇談』があまりにもくだらないので特別サービスにもう一席、とのこと。
扇辰師は結構こういうパターンでのもう一席が多い気がする。お得。
が、「もっとくだらねえ噺を演ります」とのこと。
『団子坂奇談』も『茄子娘』も今じゃほとんど扇辰師しか演らないそうで、扇橋一門でもほとんどいないそうだ。それでも『団子坂奇談』は何人かに稽古をつけたが、『茄子娘』はひとりしかいないんじゃないか、とのこと。2年くらい前に三三師で聴いたから三三師かな。もっと前、7〜8年くらい前に兼好師でも聴いたことがあるんだけど、それは誰からのなんだろう。
そういやCDでは聴いたことがあるが、高座で扇辰師の『茄子娘』聴くのは初めて。
まあ確かに変な噺っちゃあそれまでだけど。

天どん師、かな文さんに触れ、「すごいですよね、僕アレ持ってないんですよ。何なら教わっちゃおうかな。『誰に習ったんだ!』『かな文くんです』って面白いですよね」天どん師ならそれも面白いかも。
で、あいかわらず「何を求められているのかわからないので皆さんに決めてもらいます」とアンケートをとる。今日は新作と古典の二択でほぼ同じくらいに割れるものの新作に決定。
今日は先輩の先輩のゲストだからか、いつもよりやる気なし風のオーラが控えめな気がする。

扇辰師の三席め、扇橋師が亡くなって2年近く経ち、命日に一門で墓参りに行くか、という話も出たが、「暑いから」という理由で全会一致で取りやめになったという。
これまで扇橋一門は皆仲が良かったそうなのだが、「扇橋」の名が空いて、兄弟子(おそらく扇遊師だろうが)が「俺は継がない」と宣言したことで一門内がギスギスし始めたという。「私の目はないです」とのこと。そんなもんですか。
他の一門は「誰が師匠から一番愛されたか」ということを張り合ってギスギスしているのだという。「あーどこの一門かいいたい!」えーどこだろう。
さて『心眼』は初めて聴く噺。
んー、まあ「うん、それで?」っていう感じを抱いてしまう。結局のところ夫婦の情愛を描いたものとなるのだろうか。
端正な分、目が治ったときの梅喜の不実な態度が目立つ。しかし「人三化七」ならぬ「人なし化け十」ってどんなんだろ。
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