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第三十五回 一蔵ひとりの会 [落語]

第三十五回 一蔵ひとりの会
於:神保町 らくごカフェ

春風亭一蔵『権助魚』『大工調べ』『阿武松』

今年初めての一蔵ひとりの会。
いつも「チラシを作るのが遅い」といわれたので4月分まで早々に作ったはいいが、回数がまるっきり違っているという。あーホントだ今日の会が「第三十三回」って書いてある。

『権助魚』は一時期よく聴いたのだが、ほぼ一年ぶりのネタ。一蔵さんでは2年以上聴いていなかった。このネタの偏りってのはなんなんだろう。他の人もこういうことあるんだろうか。
権助の朴訥さが楽しい。
結構あっさりめに一席めを終える。

二席めはネタおろし。
お白州のお裁きまでたっぷりと。おそらくそのために一席めを軽めにしたのだろう。
多くの人は明日からお屋敷の仕事が始まって道具箱を持ち込むのに門限があるという理由で棟梁が大家に掛け合うという形なのだが、一蔵さんのは単にいま棟梁が抱えている仕事に顔を出さないから道具箱を出せという。うーん、それだと棟梁が必死になって道具箱を取り返す理由としては少し弱いような。
啖呵は威勢よくトントンとまくし立て、小気味よく聴かせる。以前想像していたとおり、やっぱりこういう啖呵はよく似合う。

三席め、鈴本の楽屋にはテレビがあり、相撲があるときは必ずついているのだとか。前座時分にそれを見ていたために相撲が好きになり、今では家でも見るようになったとか。
琴奨菊の優勝を見て、本当は別の噺をかけようと思っていたんだけれども、といいながら『阿武松』に。
この噺は一蔵さんで何度か聴いており、得意ネタとなりつつあるようだ。
一席めの権助とはまた違った朴訥さで、それがいいんだけどそろそろなんかもう一味欲しいような……。

帰る際、お見送りに出ていた一蔵さんと挨拶をしようとするも、前の人がいろいろと話し込んでいたので少し顔を合わせる程度にする。こないだのあラやしきもそんな感じで、そのときは顔さえ合わせてないような。まあ特に話すことはないからいいんだけどさ。皆こういうとき何を話してるんだろう。
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よってたかって新春らくご '16 夜 [落語]

よってたかって新春らくご '16 夜
於:有楽町 よみうりホール

柳亭市丸『たらちね』
三遊亭兼好『紙入れ』
柳家三三『二十四孝』
桃月庵白酒『四段目』
柳亭市馬『淀五郎』

浅草から戻って今度は電車で有楽町へ。
この会はチケットが結構高いしこのメンツでは兼好師がいつも浅い出番だし、と最近あまりきていないのだが、知人が行けなくなったからということで譲ってもらった。以前チラシを作ったのでそのお礼とのことだが、その他の落語会にも招待してもらったりしているので、なんかお礼をもらいすぎなような気もして気がひけるのだが、まあありがたく頂戴する。こういうところで遠慮しててもはじまらないし。

さてやはり完全に香盤順に兼好師が登場。
ベッキー騒動に触れ、「まあこんなに叩かなくてもいいんじゃないですか。というよりある程度収入がある人は何人奥さんがいてもいいというようにした方がいいんじゃないですか。少子化対策にもなるし。だってさっきの前座さんのおかみさんになるより、三三兄貴の二号さんになった方がいいでしょう?」と独特の理論を持ち出す。
「たとえばユニクロの柳井さんなんかあれだけお金持ってて、それを奥さんが独り占めにするなんてダメですよ、10人……20人くらい奥さん作ってね、着ているのは全部ユニクロの同じものの色違いにして」といって爆笑をさらう。
不倫ネタからそのまま『紙入れ』に。
いつもながら出入り先のおかみさんの情念がすごくて、それがおかしい。

三三師は結構久しぶり。
「私が終わると仲入りで、その後が白酒師匠で。……悪人に挟まれてね」と先ほどマクラで兼好師にさんざんいじられたお返しをチラリと。
噺の途中でも兼好師が言っていたセリフを登場人物に言わせ、「あんな布団の上で死ねなそうなヤツの言葉を真に受けるんじゃない!」と返していた。やっぱりこういう当意即妙なアドリブ上手いなあ。
『二十四孝』は高座で聴くのは初めてな気がする。
大家に対して強気な八公が両手で「オラ来いよ!」みたいなジェスチャーを何度も繰り返すのがおかしい。

白酒師、今年で47歳になるそうだが、固有名詞が出てこなくなったとか。それと併せて誰にいつ会ったかもよく覚えておらず、今日も市馬師に楽屋で会ってこないだ会ったばかりなのに「ああこないだはどうも」としか出てこないのだとか。
『四段目』は私に芝居の素養がないのので、あまり好きではない噺。なのだが白酒師のは面白かった。
芝居の情景も丁寧に描き、芝居を知らなくてもなんとなくその姿が浮かんでくる。

市馬師、「白酒さんにこないだ会ったと思っていたんだけど、それはBS11の喬太郎の番組に出てたのを見てただけだった。実際には会ってないのにテレビを見ただけで会った気になってね。そりゃあいつは覚えてないはずですよ、会ってないんだから」と真相を告白する。
『淀五郎』は初めて聴く。
え、これ完全に『四段目』と話の内容かぶってるけどいいの? これ「ついてる」っていわないのかな。それともそれは寄席のしきたりであってホール落語には関係ないのだろうか。
でも白酒師の丁寧な『四段目』があったからこそ、マクラで余計な説明などもなしにすんなりと『淀五郎』の噺の中に入り込めたような気もする。市馬師のことだからそこら辺も全部計算してるんだろうなあ。
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三遊亭萬橘定期独演会 第六回 四季の萬会 [落語]

三遊亭萬橘定期独演会 第六回 四季の萬会
於:浅草 浅草見番

三遊亭楽しい『千早振る』
三遊亭萬橘『時そば』
三遊亭粋歌『影の人事課』
三遊亭萬橘『火事息子』

昨日は打ち上げで渋谷のシュラスコへ。
食べ放題飲み放題で肉がどんどん出てくる。
ビールも数種類あってすべてセルフで飲み放題。2時間制だったが30分で腹いっぱいに。でもいろいろな肉が食べられて楽しかった。また友だちと行こう。

楽しいさん、ちょっとだけ出てくる花魁の千早や神代がやけに色っぽい。
乞食になった千早が井戸に「とわーっ」といいながら飛び込んで、「『とわ』ってなんですか」という通常の形とは異なっていた。
で、先生の話す竜田川のストーリーにある根本的な矛盾がサゲにつながるのだが、この形は初めて聴いた。というか今まで散々『千早振る』聴いてきて全然その矛盾に気づかなかったなあー。

萬橘師の一席め、家族で歩いていると道端で若者が「赤羽」とか「横浜」とか言っており、どうやら「どこに住んでそうか」ということを言っているらしい。萬橘師一家は「浅草」と言われたそうで、じゃあ萬橘師ひとりだったらなんと言われるだろうと思ってひとりで引き返したら「北千住」と言われたそうだ。……そこで笑いが起きるってどういうこった。
『時そば』は先日も聴いた噺。先日はそばをすするたびに拍手が起こっていたが、今日はさすがに落語好きが集まっているらしくそれくらいでは拍手は出ない。すると途中で「拍手がくるまでやるよ」とポツリ。その後に「……独演会で『時そば』って思ってます? 違うのにすればよかったかな……」と反省を始める。まあでも萬橘師の『時そば』面白いから。

粋歌さん、『影の人事課』をリクエストされたとのこと。彼女の代表作をこれまで聴いたことがなく、聴いてみたいと思っていたので嬉しい。
が、無能上司と使えない部下に挟まれた女性社員がサビ残をしながら不満を募らせて……という噺で、ここまで極端じゃないけど似たような状況にいたこともあるために身につまされてどうも素直に笑えない。

萬橘師の二席め、『火事息子』は萬橘師では初めて。
臥煙についての説明が冒頭になく、小僧の定吉に「なぜ若旦那を勘当したのか」と話しているところで説明を入れている。まあ自然といえば自然だが、「臥煙が人々から嫌われている」という説明が抜けていた。その説明あった方がいいと思うんだけど。
また、小僧が定吉だけでなく松吉との二人体制で一部掛け合い漫才のようになっている。特に定吉がかなりの理屈屋で、旦那までへこましているのがいかにも萬橘師らしい。
最後の親子の対面や金品を捨てるところはややあっさりめで、安易にお涙頂戴の人情噺にしていないのは萬橘師のポリシーなのか照れなのか。
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お正月だよ!あラらしきスペシャル [落語]

お正月だよ!あラらしきスペシャル
於:水天宮前 日本橋劇場

オープニングトーク
柳家小太郎『初天神』
春風亭一蔵『寝床』
春風亭一蔵『短命』
柳家小太郎『按摩の炬燵』

以前はこの会は日曜の昼間に春日で行っていたのだが、最近平日の連雀亭でやることが多くなったため久しぶりにきた。
開演前にオープニングトークとしてふたり揃って幕の前に。
客の入りなどについてざっくばらんに。「許可のない撮影は禁止です。今は撮っていいですよ」と小太郎さんがいい、せっかくなので私も撮る。小太郎さんはいちいちカメラに向かってポーズを決めていた。サービスいいなあ。

小太郎さんの一席め、父親と金坊では足踏みの速さが違うのが芸が細かい。
飴屋のくだりは省いて団子屋から。小太郎さんのニンに合っているのか、金坊の落ち着きのなさがなんとも楽しい。
凧屋に「あの凧は看板だろ?」といいながら目配せやハンドサインを送っているのに凧屋に無視されるところや、凧揚げに夢中になるところなど、父親の子どもっぽさもなんともいい味を出している。

一蔵さんは今年初かな。
『寝床』も『短命』も何度か聴いた噺ではあるけれども、相変わらずの押しの強さでそれがなんとも面白い。
特に『寝床』の重蔵のキャラクターはピカイチで、ヨイシャーでありながらも旦那に向かって「あぁん?」とメンチを切るという、これ一蔵さんそのものじゃねーのというおかしさがある。

今日の前座は一蔵さんの弟弟子の一猿(いちえん)さん。
落語はなしで、高座返しのためだけにきているということで、一蔵さんが「私の二席めの後に出てくるところを見てやってください!」とアピールしたため、高座返しに出てきたところで拍手が起こる。
座布団をひっくり返した後に首をかしげて角度を微調節するという小ボケを挟んだら、めくりを変え忘れて客席から「めくりめくり」と指摘される一幕も。

小太郎さんの二席めの『按摩の炬燵』は初めて聴く噺。
なんというか、落語らしいバカバカしい噺っちゃあバカバカしいが、番頭さんの「私が炬燵や行火を使えば若い者が真似をする。若い者が使えば小僧たちも真似をする。それで火事を出したら申し訳なから私も使わない」というのはいかにも日本人らしくていい理屈だなあと思う。ま、そこから「だから人に酒を飲ませてその人を炬燵代わりにしよう」という理屈がいかにも落語なのだが。

帰りに秋葉原へ寄って無線LAN内蔵SDカードのFlashAir 32GBを購入する。
いくつか店を回ってその中でも最安値の店で買ったのだが、価格.comでの最安値の約7割で買えた。
以前は8GBで5000円くらいしたのになあ。さすが秋葉原、と思ったらどうやら中国仕向のようで、だから安いのか。日本語版の説明書が入ってなかったが、まあそんなものいらんし。
いずれにせよメディアが安くてに入るのはありがたい。
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西荻窪らくごライブ 第二十六回宮治展 [落語]

西荻窪らくごライブ 第二十六回宮治展
於:西荻窪 カフェギャラリーK

オープニングトーク
桂宮治『二番煎じ』
田辺銀冶『天岩戸開き』
桂宮治『蜘蛛駕籠』

会場はカフェのようなつくりなのだが、そのカウンターの中に客が入るほどぎっしりと満員。

まずはオープニングトーク。
銀冶さんはこの後の打ち上げには出席しないらしく、宮治さんはガッカリしていた。今日はいつもより打ち上げの予約が多かったらしいが。
銀冶さんは今年の野望として自分の声の笑い袋を発売したいとのこと。「これ売り出したら億万長者になれると思うんだけど」とのことだが……。笑い袋をひとつひとつ手作りするのだそうだ。「お姐さんそれなんていうか知ってます? 内職!」と宮治さんに突っ込まれる。それで億万長者になるには一個数百万から数千万しなければならないのでは……。
というか割と真顔で言ってたんだけど、銀冶さんて天然なのか……?
もうひとつの野望としては「写真集を出すこと」。宮治さんが「それはフルヌードあり?」と食いつく。
「写真集と笑い袋セットで2万でどう?」という銀冶さんに、「じゃあ笑い袋の声に反応する仕掛けを作って、笑い袋の声が聞こえるとこうなる(手ブラが開く)のはどう!? 足もこうやって開くの!!」とゲッスい提案をする宮治さんがとても楽しそう。

「あーこのあと高座の上でひとりで話すのヤダなぁー!」と言っていた宮治さんの一席め、昨年静岡で彦いち師との仕事があったそうだが、なぜか宮治さんに渡された新幹線のチケットが開演時間に静岡駅着のものだったという。
新幹線を手配した某師の事務所のミスなのだが、クライアントには宮治さんが遅刻したと取られたようで散々だったとこぼす。
噺は先日も聴いた『二番煎じ』。今年はこのネタをちゃんとやりたいということでいろいろなところで演っているそうだ。
やはりガチャガチャとした感じで大変楽しそう。今誰が話してるのかがやや分かりづらいかな。
伊勢屋の大旦那が酔うと全裸になり、月番にも強要するというくすぐりは宮治さんで初めて聴いた。

銀冶さん、着物に着替えて髪を上げるとだいぶ印象が変わる。
張り扇を忘れたといい、建材の切れ端なのかなんなのかよくわからないものを持って高座に上がる。……やっぱり天然?
『古事記』を講談に仕立て、イザナギとイザナミが国を作ったところから天照大神を天岩戸から出すところまで。

宮治さんの二席めはネタおろし。
前回のネタおろしの『天災』でグダグダになってしまったことが軽くトラウマになったらしく、しきりに「あーやりたくないなあー」とこぼす。
駕籠屋のふたりが異父兄弟てのは初めて聴いた。
酔っ払いの話がループするのはたっぷり4回転。ここで結構な時間を割いていた。
駕籠の中で相撲を始める場面では「よしなさいよ『宿屋の仇討』じゃあるまいし」といって笑いを誘う。やっぱりみんなそう思うよなあ。
ところでサゲを言ってる途中でわざとらしく拍手かぶせる通ぶったおっさんは階段から転げ落ちて頭を強打すればいいのにと思ってしまう俺は心が狭いのだろうか。

終演後、東中野に行って先週入れなかった映画『ヤクザと憲法』を観る。こちらもかなりの大入り。
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調布あらぱん亭 Vol.99 [落語]

調布あらぱん亭 Vol.99
於:調布 アラパンス

三遊亭けん玉『十徳』
柳亭市江『権兵衛狸』
三遊亭兼好『辰巳の辻占』
三遊亭兼好『茶の湯』

案の定というかものすごい二日酔い。うーーー。
これバイク乗ったら酒気帯びとかになるんじゃないかということと、去年も同じ時期にあったときにバイクできたらその後熱を出したことを思い出しておとなしく電車でくる。

けん玉さん、相変わらず元気よく。
この噺もいかにも兼好師っぽい表情をする。

市江さんは飛び入り。というか兼好師に稽古のお願いにきたら「高座に出ていきな」といわれ、なぜか着物も持っていたので、とのこと。
兼好師に「市馬師匠の弟子なんだから柳家の本流なんでしょうが、雰囲気や稼ぎはこっち(圓楽党)っぽい」といわれていた。なんとなくわかる。

兼好師の一席め、『辰巳の辻占』は兼好師では初めて聴いた。
叔父さんにおたまからきた手紙を見せるのだが、その内容が露骨に金目当てなのがおかしい。
「酒の上で友だちを殺した」という理由ではなく、「叔父さんが金を渡してくれないから心中しよう」というもので、この形は初めて。こないだ聴いた好楽師の形とも違うし、誰の形なんだろう。
巻きせんべいに入っている辻占を「これにおたまの本当の気持ちが表れている」と見てみたら、徹底的に金のことしか出てこないのもおかしい。

二席め、マクラで「趣味となるものがない」と。以前ギターをやってみようとしたのだが、手のサイズがギターのブリッジと合わないらしく、挫折する人が多いFではなく、Gで挫折したらしい。Gて。多分一番簡単なコードじゃないかなあ。今はウクレレに挑戦中だそうだ。
で、「趣味の世界で行き着くところは茶の湯だ」ということで『茶の湯』に入る。
兼好師の『茶の湯』は定吉に追い詰められて始めざるをえなくなるというのがおかしい。この定吉は三軒長屋の豆腐屋たちを巻き込んだり、なかなかの腹黒。
三軒長屋のドタバタも入り、たっぷりの一席だった。

打ち上げには出席せず。東中野で映画を観ようと思ったのだが、満席で立ち見だというので次の機会に。
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新春おもしろ落語 in 千寿青葉 [落語]

新春おもしろ落語 in 千寿青葉
於:北千住 千寿青葉中学校

三遊亭兼好『元犬』『花筏』

年に一度の北千住民であることを感謝するイベント。なんせ兼好師をたっぷり二席聴けて無料なんだからたまらない。

一席め、兼好師の得意ネタの『元犬』。
落語ファンというわけでもない地元の人たちが集まった会でも手を抜かずにしっかりとマクラを振る。
兼好師のすごいところは、短期間に何度行ってもマクラがほとんどかぶらないこと。時事ネタをふんだんに盛り込み、使い捨てなんじゃないかってくらいいろんなパターンがある。
今日は「今年は申年」ということから猿がいかに賢いかということでたっぷりと会場を沸かせ、「猿と同じくらい賢いのは犬」と噺に入る。
兼好師の『元犬』はシロの親兄弟は死なないし、最後までご隠居さんと友好的な雰囲気のまま終わるので、聴いていて安心できる。

一席めで猿のマクラだったのでやるかと思ったら結局やらなかった『モンキードライバー』を二席めで披露してから相撲の話題に。
相撲の噺といえば『阿武松』や『佐野山』もあるが、兼好師では聴いたことがないな。
兼好師の『花筏』は久々。やはり興行主が板前、酒屋の小僧、芸者を再現するところが面白い。こんな5分足らずの短時間に6人を演じ分けるのだからすごい。

終演後、知り合いと駅前の飲み屋へ。さすが北千住、4時前だというのに居酒屋が多数開いてるし、結構な人が入っていてすでに泥酔している。ダメな大人がいっぱいだ。まあ自分もそのひとりなんだけど。
タグ:三遊亭兼好
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第50回 すがも巣ごもり寄席 [落語]

第50回 すがも巣ごもり寄席
於:巣鴨 スタジオフォー

神田きらり『扇の的』
柳家花ん謝『棒鱈』
三遊亭橘也『化物使い』
桂宮治『二番煎じ』

50回記念で客の入りが50人ちょうど、とのこと。

きらりさん、今年の5月で真打昇進が決まっているそうだ。
すると協会からレンガのようなものが送られてき、なにかと思ったらそれが披露興行のチケットらしい。ひとり千枚さばかなければならないそうで、「私は50人呼ぶので精一杯なんです。……これまではチケットを売るのに『女』を使うことはなかったのですが……。今回だけは見逃してください!」って、うん、まあ、はい。ここらへんに関してはいろいろと失言をしていて面白かったのだが、書くと差し障りがありそうなので。
講談は聴きやすく楽しかった。

花ん謝さん、年末に行田で後援会ができた話などをマクラに。
本人も言っていたが、縁てのは不思議だ。
やっぱりマクラ面白い。噺も面白くなくはないんだけど、……マクラに比べるとなんというか普通というか……。いや面白いんだけど……。なんだろうなあ。

橘也さんは来年に真打昇進が決まったとのこと。ただ、圓橘一門に橘也さんの下がいないため、「誰が師匠のカバン持つの?」と困っている様子。
「円楽党は『元○○』という人たちが多い。お笑い芸人とか俳優とか。そういう人たちの受け皿となっているので、『元ブラック企業のサラリーマン』とか入門したらいいんじゃなかとお勧めしたい。そうすれば『元のほうがよかった』と思えるから」。そんなに?
ちょっと前は高座の上でも落ち着きなくバタバタしていた印象だったが、今日は落ち着いて丁寧な感じで面白かった。

宮治さん、また初仕事で面白くないことがあったらしいが、昨日一昨日とたっぷり話したから今日はやらないとのこと。この人毎年初仕事でなんかあるな。
で、昨年末に好楽師から正月のしのぶ亭の寄席に出てよと誘われたらしく、4日は15時30分からにぎわい座の高座があるので午前中なら大丈夫ですと答えたとか。が、できあがった番組を見たらしのぶ亭の出番が15時半。その後好楽師に連絡をとったところ「じゃあいいや」といわれてしまったらしく、「正月から笑点メンバーをしくじるって想像できます? 子どもたちと風呂入ってたのに手が震えるんですよ」だそうだ。
で4日の午前中なら大丈夫だったということを証明するために手土産を持って4日にしのぶ亭へ行ったところ、王楽師に「あ、しくじったんでしょ?」といわれ、好楽師に会ったら「宮治くんが悪いわけじゃないのに悪いねえ」といわれたとか。災難だねえ。
宮治さんの『二番煎じ』は初めて聴く。
ガチャガチャと落ち着きのない旦那たちではあったが、なんか宮治さんだとこういう感じがまた面白い。
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第二十三回 三遊亭兼好 横浜ひとり会 [落語]

第二十三回 三遊亭兼好 横浜ひとり会
於:桜木町 横浜にぎわい座

三遊亭兼好『普段の袴』
三遊亭けん玉『浮世床(将棋・本)』
三遊亭兼好『片棒』
白戸知也 津軽三味線
三遊亭兼好『不動坊』

このところ暖かいので一瞬バイクでこようかと悩んだが、さすがに1時間以上乗るのはキツいと判断しておとなしく電車で。まあ電車移動だと本を読めるのでそれはそれで。
開演前にちょっと小腹すいたな、と思って桜木町の駅そばに入る。まあそばは特にどうということもなかったのだけれど、アジ天うめぇー。肉厚でうめぇー。

さて袴をつけて新年の挨拶に出た兼好師、そのまま『普段の袴』に。
侍の落ち着きぶりとガラッ八の落ち着きのなさの対比がおかしい。
八が袴を前後逆で、片方の足に両足を入れているのはやり過ぎかなと思いつつもやっぱり笑える。
八が「あの鶴はいい鶴だな」といったときに店主が店の者を集めて「人は見かけよらないってのはこのことだ。道具屋やってて怖いのはこういうところだ」と褒めておきながら、「あれが文鳥? いやあれは鶴だろ?」といった途端に「見かけ通りだった」と解散させるのはまあ半分予想がつきつつもどうにもたまらない。

兼好師がひとりで完全に場を温めた後にやりにくそうな感じでけん玉さんが登場。めくりがなかったようで、めくり台を反転させる。師匠の後に出る前座ってキツそう……。
この噺も兼好師から教わったんだろうな、ということがわかる『浮世床』で、今日は将棋と本だけだったがいずれかくし芸のところも聴いてみたい。

兼好師二席めの『片棒』はしばらくぶり。
呑気な金太郎やクールな鉄三郎もいいが、なんといっても銀次郎のお祭り騒ぎとからくり人形にとどめを刺す。
大はしゃぎの銀次郎と、困惑顏の大旦那の波状攻撃に爆笑に次ぐ爆笑。あーおもしれー。わかってても笑ってしまう。

ゲストは津軽三味線の白戸知也さん。
津軽のじょんがら節や、津軽民謡のメドレーを。
撥はワンストロークなのに音がぺれれんぺれれんといくつも聴こえるのはどういう仕組なのだろうか。
それにしてもやっぱり津軽三味線はかっこいい。特に低音が好き。

三席めの兼好師、お囃子さんに「あれ(津軽三味線)を出囃子にしてください」と頼んだら「無理」と断られたとのこと。そりゃそうだ。
兼好師の『不動坊』も久しぶり。
吉公のあまりの喜びぶりに狂気を感じる。
寒空に吊るされたゆうたの噺家が、吉公に「望みを叶えてやる」といわれて「火鉢をこちらに……あー……生き返る」とつぶやくのもおかしい。
もちろんモテない三人組のドタバタも面白く、これまた全編爆笑の渦に。

いやーいつも面白いけど、今日は特に面白かったなあ。かなり満足。
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両国寄席 平成二十八年初席 一月九日 [落語]

両国寄席 平成二十八年初席 一月九日
於:お江戸両国亭

笑福亭べ瓶『太閤の白猿』
三遊亭窓輝『ぞろぞろ』
三遊亭萬橘『看板の一』
三遊亭楽京『宮戸川』
三遊亭円福『尻餅』
ステファニー(瞳ナナ) マジック
三遊亭円楽『寄合酒』

猫と一緒に昼過ぎまで寝る。
うちの猫はいつも仲良し。
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Nikon D7000


会場に入るといつもより椅子が多く、人もぎっしり。これが笑点パワーか。ん、いや好らk

今年四席め(実質三席めだけど)の萬橘師。
昨年もそうだったけど、正月はなぜか圓楽一門ばっかりだ。まあ私の中で優先度の高い兼好師や萬橘師が頑張って仕事するから当然っちゃ当然だけど。
萬橘師の『看板の一』は初めて聴く。
親分が渋かっこいい。
親分の真似をしてサイコロを脇に置いた男に対して周りが「こぼれてるよ!」と総ツッコミ。
その後親分の真似をして「誰か『サイコロがこぼれてる』と言った奴はいるか!」に対して「全員言いました」とさらにツッコまれるのがかなりおかしい。

円楽師も今年三席め。普段ほとんど巡り合わないんだけどなー。
円楽師は字を「円」で統一するということだったが、両国寄席でのめくりは「圓」なんだなあ。
酒にまつわるマクラから『寄合酒』に。「日本酒はやっぱり純米。『大吟醸は冷やすと美味い』なんていうけど、冷やしたら水でも美味いんだから」というのは説得力がある。
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