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三遊亭兼好独演会けんこう一番!春スペシャル [落語]

三遊亭兼好独演会けんこう一番!春スペシャル
於:大手町 よみうり大手町ホール

三遊亭兼好『元犬』
三遊亭けん玉『雑俳』
三遊亭兼好『小言幸兵衛』
東京楽竹団
三遊亭兼好『包丁』

GW初日。
5月1、2日は休みを取ったので9連休だー! とおもっていたのだが、スクランブル事態がおこって明日は休出することに。まあしゃあない。

会場にはギリギリに到着。公演中は扉を締め切るようで、危うく一席めを逃すところだった。
そうだ、この会は前座の前に兼好師が出るんだった。

一席め、「GWの初日にここに来ていただいて……でも落語はいいですよ、オーバーブッキングで引きずり出されたりしませんから。……私の会はいつも微妙にちらほらあいてますから……」チケット完売なはずなんですけどね。てことはこれだけドタキャンがあるってことか。もったいねえー。
「でも嫌ですよねえ、席譲るの。たとえば天皇陛下がこの会を『ん、観たいぞ』って仰ったとして席を譲る方どれくらいいます?」……いや陛下なら譲りますけど……実際には手を挙げる人はなく、「そうですよねえ、それが兼好ファンなんじゃないですか。じゃあどうでしょう、チケット代金返金の上、志の輔師匠のチケット上乗せっていったら」というところで何人かがすごい勢いで手を挙げる。
「初っ端から大変気分が悪い」って変なこと聞くから……。

「短めの噺を」ということで得意ネタの『元犬』。
最近お弟子さんや他の二ツ目でも兼好師の形で演る人が増えたけど、やっぱりオリジナルは面白い。なんといってもキレが違う。

けん玉さんはやりづらそう。そら師匠の後じゃねえ。
りん回しの内容が前に聞いたものと変わっていたが、いくつかパターンがあるのかな。

兼好師の二席め、兼好師の『小言幸兵衛』は久しぶり。
ここだけの話、前回聞いたときはびっくりするほどドン滑りしていて、私がそれまで聴いた中でも「どうした?」と思うほどの冷えっぷりだった。あれはあれで珍しいものを見たと思ったが……。
今日はそんなこともなく、キッチリとウケていた。
豆腐屋の惚気ながらの啖呵がおかしい。

東京楽竹団、女性ふたり男性ひとりのユニット。
竹を使った手作りの楽器を演奏する。
メインは竹マリンバ。普通のマリンバよりも柔らかくて優しい音がする。
『島唄』『ジ・アイスクリーム・スーツ・ラグ』『ゆらぎ竹』『童竹〜天の子守唄』『じょんがら』の5曲。
山に入って竹を切り出すところから自分たちで行うそうだが、メンテナンスが大変そうだなあ。竹って湿気とかに弱そうだし。

兼好師の三席め、『竹の水仙』かな? と思ったがさすがにそこまでストレートなネタ選びはしないか。
『包丁』をちゃんと聴くのは初めて。
噺の流れとは直接関係はないが、酒を奢ってもらっている寅んべえの飲みっぷりがいい。
間男のネタばらしをしているときに清元の師匠をそれとなく励ましたり、最後の最後で立場が逆転して侠気を出すところもよかった。
久治を裏切っておいて「ごっめ〜ん」で済ますのもおかしい。間がなんとも。

終演後、阪神ファンで兼好ファンのオッサンと大ゲンカしながら夜中まで飲む。
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お昼の★若手箱92 [落語]

お昼の★若手箱92
於:高円寺 koenji HACO

立川志の春 入船亭小辰 トーク
立川志の春『千早振る』
入船亭小辰『替わり目』
入船亭小辰『鋳掛や』
立川志の春『小間物屋政談』

鈴本から高円寺に移動し、高円寺でのお気に入りのタイ料理屋でレッドカレーを食べてHACOに。
いつもはクッションも何もない丸椅子でぎゅうぎゅうなのだが、今日はクッション背もたれつきの椅子で並べ方にも余裕がある。
んー? と思っていたら、始まってもお客が9人! えー? 志の春小辰のふたりで日曜の昼でつばなれしないなんて、そんなことあるの? へえー。まあめぐり合わせでそういうこともあるんだろうなあ。というかHACOにこんな椅子あるんだ。初めて知った。

まずはふたりでトーク。
髪の毛の話から頭の形の話、「色気のある噺家は誰か?」や下ネタの話について。
志の春さんは銀座の古いキャバレーで下ネタの会をやっているのだそうだ。
小辰さんも言っていたが、噺家としてそういうネタを持っておくのも強みなんだとか。扇辰師も高座で演ることはないが、打ち上げなどで酔客に頼まれて艶笑小話などを披露すると大層ウケるらしい。

志の春さんの一席め、先日来日したサウジアラビアのVIPが日本ぽいことをしたいということで、志の春さんに英語で落語をやってほしいと依頼があったとか。
ギャラは言い値でいいと言われ、分厚い封筒を見せられたのだが、指定された日は月例の独演会がある日でどうしても外せないと泣く泣く断った、というところで目が覚めた、という。……え、どこからが夢? どうやら全部らしい。志の春さんだとあり得るからなあ。
噺に入ると隠居の知ったかぶりっぷりが楽しい。
業平の歌を思い出す時に「古池や……じゃなくて……千早振る 神代もきかず 竜田川 唐紅に 水くぐるとは」「……お前さん今本当に間違えたね」「ぼーっとしてるとダメですねぇ」。古池やって金明竹?

小辰さんの一席め、「まだいたのか」で終わらずにフルバージョン。フルバージョンは久しぶりに聴いた。
小辰さん演じるおかみさんは、しっかり者ながらも亭主の三歩後を歩いてくるような大和撫子。旦那に対して声を荒らげたりしない良妻賢母的な感じで、キャラがブレない。それでいてどこか色気のある感じ。
トークの「色気のある噺家」とき、志の春さんに「小辰さんは色気あるよね?」といわれて「師匠のモノマネをしてるだけ」と言っていたが、扇辰師のこと好きすぎだろ。

二席めは喜多八師匠仕込の『鋳掛や』。
実は小辰さんは子ども苦手なんだそうだ。あれ、お子さんいなかったっけ。
多分小学生くらいの子どものことを言ってるんだろうが、なんかわかる。
私もそうなのだが、苦手というか接し方がよくわからないという感じなんじゃないだろうか。そんな感じが伝わってくる高座。

志の春さんの二席めはじっくりと骨太の古典落語を。
どうやら志の輔師の形そのままのようだ。
悪気はないんだろうが軽薄な大家の性格がよく出ている。

こんな会を10人足らずで聴くなんて贅沢というかもったいないなあ。
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鈴本早朝寄席 平成二十九年四月二十三日 [落語]

鈴本早朝寄席
於:鈴本演芸場

春風亭一蔵『鷺とり』
春風亭朝之助『強情灸』
三遊亭歌太郎『宮戸川』
柳亭市童『天災』

朝洗濯などをしていたらかなりギリギリになってしまった。
もぎりで歌太郎さんに木戸を払うと、既に出囃子がなっており一蔵さんが話し始めていた。「趣味はダイエット、特技リバウンド」には間に合ったからギリギリセーフ。

一蔵さん、先日行ったという教習所での営業の話をマクラに。……その教習所、俺が合宿で免許取りに行ったところじゃないかなあ……。
噺は何度か聴いた『鷺とり』。
鷺に飛ばされた先が浅草ではなく牛久沼までという「稀勢の里バージョン」。
オチを何パターンか用意してあるっぽい。

朝之助さん、しばらく見ないうちにだいぶ髪が伸びた。
別に嫌じゃないんだけど、やっぱりなんか特徴のある語り口だなあ。

歌太郎さん、名古屋の大須演芸場に4月頭に出たのだが、そこでは香盤が一番下だったので楽屋働をしなければならなかったという。
昼食も食べに出られず、いつも微妙な弁当ばかりだったそう。
林家あずみさんもいたのだが、彼女は色物なので香盤は下でも楽屋働はしなくていいそうだ。
で、彼女は外に美味しいものを食べに行くという。その日もエビフライサンドの美味しい店に行くというので、わざとらしく「気にしないでいいんだよ」と言外に(なんか買ってこい、たいめい軒でこないだ奢ってやったろ)と含ませて言ったところ、本当に何も買ってこなかったという。
「『わかるだろ』ってのがあるじゃないですか」といいながら、叔父さんがわかり過ぎてしまう噺の『宮戸川』に入る。
半七とお花が締め出しを親から食っている場面から始まるのは初めて聴いた。『六尺棒』かと思った。

市童さん、一蔵さんの言によれば、出番順はじゃんけんで決めているらしく一番負けが開口一番、次がトリ、二番め、三番めの順に大体なるのだそうだ。今日は一蔵さんが最初に負けたので一番手だったのだが、市童さんはじゃんけんではなくて単純に寝坊して間に合わなかったからトリなのだそうだ。
そんなトラブルもあって自身では「慌ててる」とのことだったが、落ち着いた高座だった。

帰り際、一蔵さんと会ったので少し話す。
最近ご無沙汰しちゃってて申し訳ない。
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桃月庵白酒 三遊亭兼好 二人会 [落語]

桃月庵白酒 三遊亭兼好 二人会
於:三鷹市芸術文化センター 星のホール

桃月庵はまぐり『つる』
三遊亭兼好『雛鍔』
桃月庵白酒『宿屋の富』
桃月庵白酒『粗忽長屋』
三遊亭兼好『木乃伊取り』

前売りはあっという間に完売だったらしい。
私もチケットがとれなかったのだが、チケット救済サイトで運良く入手できた。しかも最前列。ラッキー。

前座ははまぐりさん。
ご隠居が若い衆たちから嫌われていて、八っつぁんもじゃんけんに負けてイヤイヤきたというのがおかしい。さすが桃月庵、毒強め。
ご隠居が「つる」の来歴を語るのに自分でウケ過ぎて笑いを堪え切れなくなるのもまたおかしい。

兼好師の一席め、将棋の藤井四段の話を出し、14歳で大人から「参りました」なんて言われるなんてたいしたものだと褒める。自分が14歳の頃なんてまだスカートめくりをしていた、それで女子たちから囲まれて「参りました」と謝ってたくらいだと話す。
こんな子どもたちに学校で道徳の授業をやっても説得力がない、むしろ大人たちのために道徳の教科書が必要だ。オリジナルキャラの「忖度くん」が「天下りをしてはいけない」とか「不倫をしてはいけないけど、謝り方がよければOK」とか教えてくれるのはどうだ、と語り爆笑をとる。やっぱりこういう時事ネタを挟むのがうまい。
そこから子どもが主役の『雛鍔』に。久しぶりに聴く噺。
八っつぁんがおかみさんに小言を言われながら出てくるお茶や、金坊のわざとらしい「こんなもーのひーろた、こんなもーのひーろた」が楽しい。

白酒師の一席め、マクラで「兼好さんがすごいのは最初からフルスロットルなところ。私は『これから二席演るのか』と思うとなかなかテンションが上がらないのに」と妙な感心をする。まあ確かにテンションの低い兼好師を見たことがない、というかその常に明るい高座が兼好師の魅力だからなぁ。
一之輔師が出た『プロフェッショナル 仕事の流儀』に触れ、「高座でお客の反応によってネタ変えるとか道で歩きながら稽古するとか、それ普通ですから」とチクリ。確かに番組ではそれをすごいことのように取り上げてたけど、落語ファンからしたら「それがどうかしたの」って感じだから、本職から見たらそうなんだろうなあ。
最近はラブホが外国人に人気らしく、パスポートを見せなくても泊まれるからだそうだ。それはそれで治安的に良くないので、そういうところでもちゃんとしようという動きがあるそうだが、今度は中川大臣みたいな人が困ってしまう。昔は宿帳もいい加減で……みたいな流れで『宿屋の富』に入る。
やはりこの噺は「私に二番富が当たる」と言い張り、身請けした花魁との日常の妄想をループで語るうちにどんどんテンションが高くなっていくところが最高におかしい。
富くじの抽選の場面になって気づいたのだが、そういえば「当たったら半分お前にあげる」ってくだりがなかった。違う話の流れにするのかとも思ったけど、半分上げる約束ってのはこの噺の核だろうしそれは変えようがない。どうすんのかなと思っていたら、宿屋の主が番号を確認しに来た場面で「誰にも言ってなかったけど当たったら半分貰えるっていう約束になっていたんだ」と強引にねじ込む。「これで気兼ねなく番号を確認できる」みたいなことをいっていたので、裏では相当苦慮してたんだろうなぁ。

二席めはちょっと軽めに。
「ここでなにが始まるんです? ……行き倒れ? 江戸っ子のフラメンコ?」「粋だオーレじゃない!」というくすぐりがやたらおかしかった。
熊が行き倒れの顔を見ているうちに、「これ俺か? どっちかっていうと兄貴に似てるけど」「え? ……あ、これ俺だ!」とさらにこんがらがるのが面白い。

兼好師の二席め、先日高崎線で痴漢して捕まった警部補に触れ、「私痴漢したことないんでわからないんですが、あれってそんなに地位や退職金を捨ててまでやるほど楽しいもんなんですか?」私もしたことないんでわかりません。「しかも高崎線で。そんな大した顔の人いないはずですよ」黒い。
冒頭で鳶頭が呼ばれたところで「うちは爺さんの代からこのお店に出入りしてるから旦那の顔を見ただけで用件がすぐ分かる」といいながらも予想を全部外し、「お前んとこは爺さんの代から察しが悪い」と切り捨てられるのがおかしい。
本来なら清蔵が角海老に迎えに行ったときに、若旦那が「お前がいると酒がまずくなる。暇を出すから帰れ」という場面があるのだがそこはカット。この場面はいくら噺とはいっても胸くその悪いところだからなくてよかった。
清蔵が敵娼のかしく花魁にデレデレになる場面が長めで楽しい。

それにしても今日は両隣のおばちゃんがどっちも自分が考えてることがすぐに口に出てしまうらしく。
「(当たっている富くじを捨てた場面で)あ、当たってるのに! 誰かに拾われちゃう」とか「(清蔵に)お酒呑んじゃダメよ」とか、ここはアンタんチのリビングじゃありませんよー。それがもう気になってしまってまいった。止めたところで多分無意識だろうからなあ……。

さらに帰りの途中に雨が降り始める。おいおい天気予報では晴れのち曇りっていってたからバイクで来ちゃったよ。簡易的なカッパはあるからびしょ濡れにはならないものの、顔に当たる雨粒が痛い。
んーなんかせっかくの組み合わせだというのに、微妙にツイてない。
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SKIPシティ落語会 春風亭一之輔・三笑亭夢丸二人会 [落語]

SKIPシティ落語会 春風亭一之輔・三笑亭夢丸二人会
於:川口 SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ

三遊亭金の助『垂乳根』
春風亭一之輔『黄金の大黒』
三笑亭夢丸『天狗裁き』
三笑亭夢丸『附子』
春風亭一之輔『愛宕山』

年に一度この時期に一之輔師の会が開かれているようで、一昨年にも来ている。
昨年は入院していたため2年振りとなる。
一昨年は確か当日券で無理なく入れたのだが、今回事前に問い合わせてみたところ前売も残りわずかということだったので慌ててチケットをとる。
開場時間直後に会場に入るも、もう8割方席が埋まっていて、前の方にはひとり分の空きもない。ブームとNHKの力はすごいな……。ファンとしては人気が出るのはいいことだとは思うが、もう少しブームも落ち着くといいなあ。

金の助さん、丁寧にやろうとしているのは伝わってくるのだが、セリフとセリフの間がちょっと開いてしまう。慎重過ぎなのか。

一之輔師の一席め、このSKIPシティという会場の名前はなんなのか、駅からも遠いし駅からスキップしてきたら大変だなどと会場をいじる。
今日は子どもたちが多かったようで、そうすると落語に出てくる言葉から説明しなければならず、「長屋って知らないでしょ?」と説明しているうちに長屋の連中がガヤガヤと相談している場面になり『黄金の大黒』に入る。
ツギハギの羽織の紋は鬼蔦と三蓋松で、「志ん朝と談志か。背中は……花菱? なんでそこは三平なんだ」と落語ファンにしかわからないくすぐりを。

夢丸師、「どうせ皆さん一之輔師匠を見にきたんでしょ? なので私の持ちネタの一番長いものをやります。どれくらい長いかというと、4か月くらい」と自虐なのかなんなのか。
天狗が「ワシは天狗じゃによってそんな話は聞きとうはない」を何度も何度も繰り返して
「……が、」とひっくり返すまで溜める溜める。
で、「夢なんか見てない」と言い張る男は天狗に襲われて起こされた後も夢を見ていたことを忘れたようで、またも「夢を見ていない」と言い張り完全ループに。
んーーー、ちょっと蛇足っぽいかなあ。個人的には「何の夢見てたの?」とループを匂わす程度のほうが好きだ。

二席めは狂言をそのまま落語にした『附子』。この噺は夢吉師でしか聴いたことがない。
元ネタは小学校の国語の教科書に載ってたなぁ。
太郎冠者と次郎冠者は小僧の定吉と飯炊きの権助に変わってはいるが、ストーリーはそのまま。
ただ、腹黒いことを考えているときは歯をせせるクセがある定吉と、本来は主人の操り人形に甘んじている権助のキャラクターが面白い。

一之輔師の二席め、『愛宕山』は一之輔師では3年ぶりくらいか。
ふてぶてしくてなんでこんな性格で幇間ができるのか不思議な一八のキャラがいい。
盛大に無駄遣いをしながらもどこか醒めている旦那も面白い。この旦那もかなりひどい人だよなあ。
素で一八に対して「ばーか」とか罵倒するのがおかしい。

今日もカメラを持っていたのだけれど、SDカードを入れ忘れるという大失態。
代えのカードも持ってきてないし。その瞬間カメラは単なる役立たずの箱となる。
八重桜とかきれいに咲いてたんだけどなあ。
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第3回ブルーオーシャン落語会 桂宮治一人会 [落語]

第3回ブルーオーシャン落語会 桂宮治一人会
於:住吉 ブルーオーシャンカフェ

桂宮治『鼻欲しい』『寝床』『宿屋の仇討』

ようやく暖かくなったが、まーた薄曇り。
なんか最近土日にスッキリ晴れないなあ。

相変わらず宮治さんは今日の席亭や昨日の会の席亭など、いろんな方面に喧嘩を売りまくるスタイル。
打ち上げの席で酒を無理やり飲まされる話や二次会に無理に誘われる話など。
そこから「飲む打つ買う」の三道楽煩悩につなげ、さらに「買う」の代償として梅毒で鼻が欠けることがある、というところに持っていき、最終的にそれで鼻を欠かした侍が主人公の『鼻欲しい』へつなげる。
マクラはノープランで話しているそうだが、そのマクラから噺へつなげるのがいつ聴いても見事というか違和感がない。
さて『鼻欲しい』はタイトルだけは聞いたことがあるが、実際の噺は初めて聴く。
昔は周りにそういう鼻が欠けた人が何人かいて「ああそういう人いるよね」みたいな笑いにつながっていたのが、最近ではほとんどそんな人がいないし、差別と受け取られかねないので今は高座に書ける人がほとんどいないのだとか。
まあほとんど主人公がホガホガいってて何言ってるのかわからないというのが主題の噺。
確かに噺家もやりづらいんじゃなかろうか。

そのまま二席めに。
宮治さんはマクラで「疲れた」とか「やりたくない」とか「(マクラだけで)これで一席でいい?」などとネガティブなことを言いながらも、なんだかんだで独演会では必ずキッチリ三席演るのが偉い。
重蔵はかなりのハイテンションで、金物屋のおかみさんが子どもを先週産んだけどもまたお腹に戻ったといったり、がんもどきの製造法を大声で披露したり。
どうやら重蔵は長屋の住民やお店の連中の言い訳をアドリブで考えているようで、慌てふためきながらも必死に辻褄を合わせようとしている素振りがおかしい。
ただちょっとさすがに盛り過ぎかなー……。面白いんだけど、なんかあまりにもギャグを詰め込みすぎると、ある一定のところでキャパが溢れてなんか笑えなくなってくる。素に戻っちゃうというか。

三席め、日テレの某ドラマに出演するらしく、劇中劇というか登場人物が見ている落語番組に出ているのが宮治さんらしい。そこで実際には音は使われないのだが、『大工調べ』の言いたてをやったそうだ。今日もさわりだけ少しやったが、普段は言いたてで止まったことなどないのに、3回ほど失敗したらしい。へー。
で、噺に入るもなんかどっか危なっかしい。万事世話九郎も「拙者昨晩相州小田原の宿に泊まりしが……」というところもなんかキレが悪いし、伊八も「拙者の名前は伊八です」とかいってるし。
とか思ってたらうるさすぎて伊八を呼び出すシーンで、「拙者先刻なんと申した。昨晩は……」というところで盛大に噛み、もう途中で伊八が「お客様何をおっしゃっているのかわかりません!」と言い出す始末。「『大工調べ』の言い立てはできるのになんでこんなのがいえないんだろう……」と困惑気味。半年ぶりくらいに掛けたらしいが。後の場面でも何度かここの台詞が出てくるが、毎回笑ってしまっていた。こういうの引きずるからね。
江戸っ子たちの騒ぎっぷりがこれまた異常なまでのハイテンション。いかにも宮治さんらしい。

会が終わると空は晴れており、夕日になっていた。
桜はほぼ散ってしまってだいぶ葉が出ているが、まだまだ咲いているところも。
で、なんだかんだいいながら結局撮ってしまう。カメラを持っている以上、桜の魔力からは逃れられないようだ。
というか4週連続で桜の写真をアップしている。今年は寒くて開花からが長かったとはいえ、こんな年も珍しい。

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タグ:桂宮治
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第128回 柏落語会 [落語]

第128回 柏落語会
於:北柏 たんぽぽホール

春風亭きいち『一目上がり』
春風亭一之輔『蛙茶番』
春風亭きいち『芋俵』
春風亭一之輔『干物箱』

1年振りの一之輔師が出演する柏落語会。
昨年の今頃は入院してて、一時帰宅してこの会にきたっけなー。
幸いあれから特に再発することもなく1年が過ぎたが、気をつけねば。と今日薬飲むの忘れたと今気づいた。

きいちさん、だいぶ落ち着いたし、噺家としてのオーラっつーか噺家然としてきた感じ。
噺もしっかりとしていて、自信がついてきたのかな。

一之輔師の一席め、久しぶりに聴く『蛙茶番』。
バカ半のテンションの乱高下がとにかく楽しい。
そしてこまっしゃくれた小僧の定吉がまたたまらない。
このふたりのキャラクターが一之輔師のキャラにピッタリとハマってものすごい破壊力になっている。
こんなにバカバカしくてくだらない噺があるだろうか。『粗忽の使者』と並んで好きな噺かもしれない。

仲入り後に前座さんがもう一席上がるのもこの会の特徴。
できいちさんの『芋俵』。わざとか偶然かは分からないがこれもまたチ○コの噺。
しっかりと声も出てるしキャラクターも演じ分けられている。
やっぱり売れっ子師匠の弟子ともなると自然と勉強の場が増えて力がついていくのだろう。

一之輔師の『干物箱』は初めてかもしれない。
貸本屋の善公を身代わりにするのを考えたのは若旦那ではなく、医者の藪井竹庵が金を取って教えるというのは初めて聴く形。
運座の巻軸の句を読むときに、かなで書き写したためにどこで区切るのかがわからなくなって英語のようになっていくのがおかしい。
兼好師でもそうなんだけど、善公が布団をかぶって寝ているところを見た父親が何故かやけに嬉しそう。息子とじゃれ合うのが楽しいのだろうか。

会が終わると雨が上がっていた。
会場の裏手は河原の遊歩道のような道になっていて、そこは桜がたくさん植わっている。
昨年はもうほぼ散っていたのだが、今年はちょうど満開。
念のためカメラを持ってきていてよかった。
しかし桜の写真というのはいくら撮っても似たような構図とか似たような仕上がりになってしまう。それはわかっているのだけれども、それでも桜を見ると撮らずにはいられない。日本人にとって魔性の花なのかもしれない。DNAになにか刷り込まれているんだろうなあ。

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連雀亭きゃたぴら寄席 平成二十九年四月八日 [落語]

連雀亭きゃたぴら寄席 平成二十九年四月八日
於:淡路町 神田連雀亭

柳家かゑる『類は友を呼ぶ』
林家扇『唖の釣り』
笑福亭羽光『関西人のはらわた』
入船亭小辰『井戸の茶碗』

中野から中央線で御茶ノ水まで乗り、そこから歩いて連雀亭まで。
道すがら写真を撮る。
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Nikon Df
神田明神

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Nikon Df
連雀亭の近くの昌平橋

受付に行くともぎりに小辰さん。挨拶したり5月の大塚の独演会のチケットを購入したり。

かゑるさん、タイトルはついているけれども内容は昇吉さんと三四楼さんとの楽屋話。
……あのさ、二ツ目ブームとからしいし連雀亭に来るような人たちはそのふたりのことを知ってるかもしれないけど(私はほとんど知らないが)。そんな人たちのエピソードトーク聞かされて面白い? いや周りはウケてたけどさ。
連雀亭って二ツ目の修業の場のために作られたんじゃないの? たしかにホームで気楽なのかもしれないけど、金取って二ツ目が漫談で終わりってそりゃダメだろ。「ストレス溜まってるんです!」って知らねえよ。
前座の頃からなんかどっか人を舐めてるような言動があってあまり好きではなかったけど、今日でハッキリと嫌いになりました。

扇さん、……化粧濃いなあ……。
現在新真打の披露興行があって打ち上げに行くことが多く泥酔することが多いそうで、「趣味が『泥酔』ってのはちょっとどうですかね……もっと普通の27歳女子として生きたい」とのことだけど、その結果がその化粧? いわゆる講談や浪曲の人たちみたいな「厚化粧」なんじゃなくて、なんか今ドキっぽいメイク。まあそんなもんその人の好きにすればいいんだけど、それで与太郎やられてもあまり入ってこないなー……。
羽光さんに許可なく写真を撮られまくられ、「お前が高座に上がっている間にお前の私服の匂い嗅ぐわ」といわれたそうで本気で嫌がっていた。うん、それは引くわ。

羽光さん、本当に匂いを嗅いでいたらしい。

小辰さん、「普段のきゃたぴら寄席はもっとちゃんとやってます!」とのアピール。
「今日は代演なんですが、その小太郎兄さんとはこの後一緒の仕事なんです……頑張れば出られたんじゃねえか?」とのこと。その会行こうと思ったらもう予約いっぱいだったんだよなー。なので連雀亭きたんだけど、正直ここまで「もっと早く予約してそっちへ行くべきだった」としか。
しかしさすがは小辰さん、この一席だけでも「元は取った」と思わせてくれる高座。
高木作左衛門の爽やかさ、千代田卜斎の矜持ある端正さが見えて、それぞれのキャラクターが活き活きと動いているように感じた。
羽光さんが「本格派本格派」とプレッシャーをかけていたが、それを「ええ、そうですけど?」と受け流すような堂々とした一席だった。

終演後、秋葉原から御徒町に抜けてアメ横に。
普段Dfを持ち歩く用に、カメラバッグではなくてスリングタイプの小さめのカバンが欲しいのだけれど、イマイチいいサイズやデザインが見つからず、結局何も買わずに帰る。
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なかのらくご長屋 兼好毎月連続独演会 29年4月 [落語]

なかのらくご長屋 兼好毎月連続独演会 29年4月
於:中野 なかの芸能小劇場

三遊亭じゃんけん『やかん』
三遊亭けん玉『山号寺号』
三遊亭兼好『町内の若い衆』
三遊亭兼好『花見の仇討』

クライアントの担当者が私と同じNikon Dfユーザーで、パンケーキ型のオールドレンズを個人的に貸してくれた。
せっかくなので会社にもカメラを持っていろいろと撮影する。
WU-1aのおかげで転送は速くなったけど、なぜかサムネイルが撮影した順番に並んでくれない。なんでだ。
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Nikon Df + Ai Nikkor 45mm F2.8P

ようやく桜が満開になったかと思ったら雨。
電車で中野まで向かう。前回は寝過ごして大遅刻したので早め早めに。

じゃんけんさん、今日の高座はメリハリもあってよかった。ここ最近で一番だったかも。

けん玉さん、「朝が早い」とこの会お約束の愚痴をこぼしながら。
それにしても毎回この噺を聴いて「じゃあお前この場で山号寺号を言ってみろ」という話の流れがよくわからない。若旦那唐突過ぎだろ。

兼好師の一席め、あまり聴かない噺で兼好師では初めて。
悪妻とはマムシに襲われたのを助けてもらったのが馴れ初めと回想していたらそのマムシは実は嫁が置いていたものだったとか、いろいろと細かく肉付けがされていて爆笑の一席に仕上がっていた。
こんなに笑った『町内の若い衆』は初めて。

二席め、やや時期はギリギリか。
四人組のまとめ役の金さんだけが他の3人と息が合わず、結果的に仲間はずれにされているようになっているところがおかしい。
前に聴いたときも思ったが、この4人はだいぶ暮らしが良さそうな感じだし教育水準も高そう。落語に出てくる職人としては珍しい。
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遊馬百席 第98回 [落語]

遊馬百席 第98回
於:板橋 みやこ鮨

三遊亭遊馬『子ほめ』『百川』『夢の酒』

最近Instagramを始めてそちらに写真をポストしたり。
そうすると一眼レフで撮った写真をすぐにスマホに持っていきたいのだが、先日のCP+でNikon DfとFlashAirとの相性の悪さはいかんともしがたいということがわかった。
ということでスマホに写真を転送したり、スマホをリモコン代わりにできるニコンの純正品アクセサリーのWU-1aを購入。
ようやくスムーズに転送できるようになった。
「遊馬百席」が行われているみやこ鮨の近所にも桜が咲いている公園があったと思い、カメラを持って少し早めに家を出る。
たくさんの花見客が出ているものの、寒いしほとんど桜が咲いていない。……今日満開なんじゃないんかい。せいぜい四〜六分咲きといったところ。うーむ。来週まで持てばいいんだけど。
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Nikon Df

さて遊馬百席の一席め、駒沢大の落研の後輩から某師匠に入門したという報告のハガキを貰ったという。「駒大OBにはたくさんの真打もいるのに何の相談もなかったとボヤく。
しかし某師匠の一番弟子として入門したそうで、そこはよかったという。というのも「師匠は選べるが兄弟子は選べない」からだそうで、兄弟子がいい人だと充実した生活を送れるがその逆だと大変なんだそうだ。小朝師があそこまで売れたのも、その兄弟子の一朝師がいい人からだったという。へー。
また、前座へのアドバイスとして「愛想が良くなければいけない」といい、遊馬師の前座時代には「とにかくニヤニヤ笑ってろ」といわれたそうだ。「なに笑ってるんだ。変なヤツだな、誰の弟子だ」と気にかけてもらえるのだそうだ。それとお世辞も必要で、親戚筋の遊かりさんはそのへんがとても上手なのだとか。
そのような話から世辞愛嬌が重要だと『子ほめ』に入る。
一時期は前座噺といえば『子ほめ』だったのだが、最近はほとんど聴かなくなった。
真打の師匠であればなおさら。

二席めの『百川』は遊馬師では久しぶりか。
百兵衛の朴訥とした雰囲気がいい。

三席めの『夢の酒』は遊馬師では初めてかな。
夢の話に本気になって悋気を起こすお花の様子がおかしい。
ややあっさりめな印象。


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