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第十回 よこはま落語会〜未来の大看板を応援する会〜 三遊亭兼好独演会 第二幕 [落語]

第十回 よこはま落語会〜未来の大看板を応援する会〜 三遊亭兼好独演会 第二幕
於:吉野町 吉野町市民プラザホール

三遊亭兼好『館林』
三遊亭けん玉『ん廻し』
三遊亭兼好『崇徳院』
春風亭一花『花色木綿』
三遊亭兼好『大山詣り』

チケットを兼好ファン仲間から譲ってもらう。
このホールは初めてで、周りの土地鑑もまったくない。今日も昨日と同じおじさんと飲むことになるので電車で向かう。
昼から飲む予定なので車が必要な買い出しは朝一で済ますが、結構みんな朝早くから買い物にきてるんだなあ。

この会も前座の前に兼好師が一席演るというスタイルで、出囃子『前座の上がり』で兼好師が登場する。
この会は三席あるので、全部真面目に聴いていたら大変だからまともに聴くのは一席でいいですよ、というよくわからない理屈。特に今日は13時半開演という一番眠いときだから、寝ててもいいです、とのこと。
そんなフリもあったので最初は軽く前座噺でも演るのかと思っていたら、結構ちゃんとした(といったらおかしいけれど)ボリュームの噺。
これもいわゆるおうむ返しパターンの噺なのだけれども、兼好師のおうむ返しは本当にそのまんまというわけではなくてなんとなくアレンジをきかせているところが面白い。

続いてけん玉さん。
最近結構けん玉さんの『ん廻し』を聴くが、今日のが一番よかった。
今日のは本当に面白かった。
特に「お前は金があるか」「夜明けの銀座です」「なんだそれは」「なんとなく寂しい」の流れで、「お前は?」「夜明けの新宿二丁目です」「なんだそれは」「ゲイばっかり」「……なんにもかかってねえじゃねえか!」というくすぐりが完全にツボに入った。これは面白い。

兼好師の二席め、季節柄『千両みかん』かとも思ったが、『崇徳院』。
熊さんが若旦那から「恋患い」と聞いたときの笑いをこらえる仕草や表情がとにかくおかしい。
ポーカーフェイスを気取ろうとしていても、言葉の切れ端にかかるとどうしてもププッとこらえきれなくなる様子が本当に上手い。

クイツキに一花さん。
本来はけん玉さんは出る予定ではなかったようで、一花さんがそこに出るはずだったようだが模様替えとなったようだ。
今日もいい意味で女性をあまり感じさせない高座。毎回いうけどこみちさんに似てる。

兼好師の三席め、これもシーズンの噺で『大山詣り』。
兼好師の出囃子の『さんげさんげ』は、本来大山詣り前に両国で水垢離をするときに唱えるものなので、そういうことを触れればいいのになーと思うのだが一度もそれについて話しているのを聴いたことがない。
お山の前のきめしきを作る場面はカットして、最終日前日の喧嘩が終わったところから始まる。
風呂に入っているときの熊の鼻歌「はあぁ〜〜〜〜お湯にぃーーー入るとおおおぉぉ、身体ァあああ~~があぁ、……温まるね」というのが大変くだらなくも名調子で聴かせるのでとてもおかしい。

会が終わっても16時前で大層明るい。
桜木町まで移動して野毛山の立ち飲みで3杯ほど、その隣のもつ煮の店でもう3杯ほど呑んで帰る。
この明るいうちの酒は回るね。
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浪曲道場特別番組 兼好・太福二人会 [落語]

浪曲道場特別番組 兼好・太福二人会
於:神保町 らくごカフェ

田辺いちか『太閤記 太閤と曾呂利』
玉川太福『地べたのふたり 〜おかず交換』
三遊亭兼好『錦の袈裟』
三遊亭兼好『蛇含草』
玉川太福『中村仲蔵』

黒門亭から一度家に帰って電車に乗って神保町に。
駅から出るとばったり兼好師と出会う。兼好師は長野からの帰りだそうで、東京駅から水道橋へ出てらくごカフェまで歩いてきたそうだ。
開演5分前に会場入りって結構ギリギリじゃないですか? と聞いたら「あれ、6時開場じゃなかったっけ」とのこと。違います6時開演です。
「まあこの会は彼が頑張る会だから」いや二人会だし。

前座は講談の田辺いちかさん。けん玉さんもきていたようだが。
講談、浪曲、落語って随分バラエティ豊かで寄席みたい。
おなじみの太閤秀吉と曽呂利新左衛門の噺。

太福さんの一席めは新作の『地べたのふたり』。
コンビニの店先で地べたに座って弁当を食べようとしているふたりの男の会話を浪曲にしたもの。
ぐだぐだとした会話がなんともおかしい。
「浪曲には特にオチはない」とのことで、「うんうん、それで? という面白くなってきたところで終わる」そうだ。実際ふたりの男が弁当のおかずを交換して、タルタルをかけた鶏唐揚げを口に入れたところで終わる。え、そこ?

兼好師の一席め、とにかく与太郎のボヤッとぶりが楽しい。
「あのかみさんは跳ねっ返りモンだ、あの与太郎を貰おうって女だぞ」というくすぐりは今日初めて聴く。与太郎が貰われてる立場なんだ。

二席めの『蛇含草』を聴くと「ああそろそろ夏だなあ」と思う。もっと頻繁に聴いている気がするけど、やっぱりこの時期に集中している。
最初の餅2〜3個を「猫舌じゃなくて猫手なんで」といいながら手でパタパタとはたきながら忙しなく食べる仕草がおかしい。
餅の曲食いの素晴らしさは言わずもがな。

太福さんの二席め、先ほど兼好師がマクラで「太福さんはトリで『え、落語と同じネタなのにこんなに違うんだ!』と驚かされるようなネタを演ります」とハードルを爆上げされる。
確かに普段落語で聴く『中村仲蔵』は途中でちょっとダレたりするが、浪曲だとそういうところで一節入ったりしていろいろ変化が楽しめた。

終演後、神保町にはほとんど土地鑑がないので、適当に検索した近場の居酒屋に入って飲む。
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黒門亭 第二部 2940回 [落語]

黒門亭 第二部 2940回
於:落語協会2F

柳亭市若『手紙無筆』
春風亭ぴっかり☆『松山鏡』
三遊亭天どん『佃祭』
林家彦丸『宝船』
柳家三之助『蒟蒻問答』

雨降ったり晴れたり、変な天気。
午前中に猫のトイレ掃除やら買い物やらいろいろ済まして黒門亭へ。
第二部は久しぶり。結構並んでいてほぼ満席状態になっている。

ぴっかり☆さんが高座に上がると「よっ、寄席のプリンセス」と声が掛かる。
今日の黒門亭番頭の扇さんの仕業らしく、「プロフィールに書いてある、誰にもいわれたことのない呼称を使っていじってくる。私が楽屋で化粧してると『私ってなんてかわいいんだろう』とか勝手にアテレコしてくる」。仲が良さそうでなにより。
たまに某師匠の暴露話がはさまれたりして、それが噺とあいまっておかしい。
ヒステリーを起こす女房がリアル。

天どん師、「夏の噺を演りますよ。んん、これ『蒟蒻問答』とつかないよな? ……大丈夫か」と自問自答。『蒟蒻問答』よりも「正直者が主人公」という点で『松山鏡』の方が近いような。
「ネットなんかだと自分の知らないことが自分のエピソードとして書かれていて、いつの間にか自分とは別の『自分像』ができあがっている」と糾弾。えーとなんかネットで嫌なことでもあったのかな……結構ネットを敵視というか信用してない感を出してくるよね。
で、噺の中でも次郎兵衛さんが「神棚に『吾妻橋の旦那』として祀ってます」と言われて「うわあ知らない自分像ができてるぅー」と戸惑う場面が出てくる。なんかこういうちょっとシニカルな視点が天どん師っぽい。……こういうのも天どん師の知らない天どん師像なのだろうか。

彦丸師は珍しい噺。
三之助師も知らなかったらしい。
最後は彦丸師が立ち上がって「宝船やーい」といいながら袖に引っ込むという『疝気の虫』とか『能狂言』とかと同じようなサゲ。
話の筋もあるようなないような。正直珍しいというだけでそんなに面白いという噺では……。

三之助師も久しぶりだなー。
蒟蒻屋の親分に問答を無視されて焦りまくる旅の僧の表情が面白い。

帰りにヨドバシに寄ってマクロフィルターを買ってみる。
……ほほう。
IMG_8142.JPG
IMG_8143.JPG
Nikon Df
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人形町噺し問屋 その七十一 [落語]

人形町噺し問屋 その七十一
於:水天宮前 日本橋公会堂

三遊亭兼好 ご挨拶
三遊亭じゃんけん『寄合酒』
三遊亭兼好『野晒し』
ダメじゃん小出 パフォーマンス
三遊亭兼好『百川』

ご挨拶では名前の重要性について。
名前と個性が合っていないと本人も周りもストレスになるのだとか。
雲助一門は皆名前が合っているが、白鳥師や百栄師は……など。
小惑星に「武蔵野府中」、都営荒川線が「東京さくらトラム」、分裂した山口組が「任侠山口組」と名付けられたことについて「えー……?」と納得いかなげな感じ。荒川線については「子どもにも親しみやすいように、ってことですけどそれなら『チンチン電車』のままでいいじゃないですか。子どもチンチン大好きですから」、任侠山口組については「『頭痛が痛い』みたい」とバッサリ。

じゃんけんさん、なんか聞き取りづらい!
噺自体はよく知ってるのにそれでも聞き取りづらい。てことは、噺を知らない人には通じないんじゃないだろうか。
もうちょっと落ち着こう、と思う。特にこの会は皆兼好師のファンなんだから、基本的にはじゃんけんさんの味方のはずで、そんなに慌てることはないと思うんだけど。

兼好師の一席め、ノリノリの『野晒し』。
「さいさい節」も冴え渡り、テンションはいきなりMAX。一席めから飛ばしまくる。
先日白酒師も言っていたが、なるほど確かにここまで最初っから飛ばす人もそういない。
けどまあそれが兼好師の魅力でもあり、テンションの低い兼好師の高座は想像できない。

二席め、百兵衛の最後の「ヒェッ!」をかなりフィーチャーした『百川』。
百兵衛の訛りがかなりきつく、誰も聞き取れない。タモリとか中川家とかがよくやるデタラメ中国語コントみたいな感じになっていてそれが面白い。
今日は二席ともかなりはっちゃけた感じの高座になっていた。
それにしても兼好師の田舎者は群を抜いて面白い。ここまでできる人もそういないのではないだろうか。権助たちや清蔵が話す、いわゆる落語の「田舎言葉」に、ほんのりネイティブの東北弁を感じるところがリアルなのか。

相変わらず終演後は兼好ファン仲間としこたま飲む。明日も仕事なんだけどなあ。
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入船亭小辰の会 二ツ目五年目ごきげんな五月 [落語]

入船亭小辰の会 二ツ目五年目ごきげんな五月
於:大塚 南大塚ホール

入船亭小辰 ご挨拶
春風亭一花『堀の内』
入船亭小辰『普段の袴』
春風亭一朝『蛙茶番』
ホームラン 漫才
入船亭小辰『薮入り』

両国から南大塚に。
途中浅草で三社祭りをやっていたので写真でも撮ろうかと思ったのだが、バイクを止められる場所が見つからず、なんとなくめんどくさくなってパス。
大塚の公園でアイス食ったり写真撮ったりしながら時間を潰す。

さて毎年5月に行われる小辰さんの独演会で、お客の半分くらいは小辰さんのお母さんがチケットをさばいているのだとか。
まずは開演前のご挨拶でスーツを着た小辰さんがそんなチケット販売事情を話す。
また昨日は渋谷での会があったのだが、そこでバンドマン風の人に昇也さんと間違えられ、否定できずにサインまでしてしまったのだとか。「渋谷でカタカナでシュンプウテイショウヤのシャツを着た人がいたらそれは私の仕業です」。まあ間違えるほうが悪い。

前座は一花さん。
中井貴一に似ているということであだ名が「ミキプルーン」になったとか。
前も思ったのだが、話し方がこみちさんに似てると思う。
この会はゲストがシークレットなのだが、一花さんが前座ってことはもしかして……? と期待が膨らむ。

小辰さんの一席めは軽めに。
武家はお固く、八五郎は軽薄に、その対比が楽しい。
武家の上品な佇まいが爽やか。
その分ガラッ八の明るい騒々しさがなんとも冴える。

さてシークレットゲストは予想通り一朝師。
めくりがめくられると会場から「おおっ」というどよめきが起こり、拍手の音が一層大きくなる。
この会のゲストはホント豪華。一昨年は喬太郎師だったし昨年は喜多八師。特に喜多八師はお亡くなりになる2週間くらい前で、そのときはまだまだできると思っていたんだけどなぁ……。
トリネタのときに小辰さんが言っていたが、そのどよめきが舞台袖に伝わると演者がすごく嬉しそうなんだとか。一朝師クラスのスターでもそうなんだ。
さておき、小辰さんに「小辰」という名前をつけたのは一朝師なのだそうだ。昔小三治一門に「小たつ」という人がいたために、扇辰師はあまりいい顔をしなかったそうだ。それを「じゃあ漢字で小辰にすればいいじゃん」といったのが一朝師なのだそうだが、本人は全然覚えていないのだとか。
芝居の役者にも「こたつ」という人がいて(私は疎いのでよく知らない)、さらに弟弟子の辰のこさんも今度「辰乃助(尾上辰之助とは字がちょっと違うが)」となり、芝居の一門のようだ……というところから『蛙茶番』に。
いやあ……やっぱり名人芸ですなあ。
建具屋の半公の江戸弁の軽やかさったら。
申し訳ないが、昼に聴いた天どん師のがやや不完全燃焼気味だったのでその分も上乗せされているかもしれない。

仲入りを挟んでクイツキにホームラン先生。
以前「扇辰日和」にもゲストで出たときも扇辰師が「好きなんだよねえ」といっていたし、親子で好きなんだな。
主に通販のネタ。

小辰さんのトリネタは『薮入り』。
うーん。『薮入り』かぁ……。正直あまり好きな噺じゃないなあ……。
いろんな人で聴いたが、ぶっちゃけ面白いと思ったことがほとんどない。
滑稽噺としては盛り上がる部分があまりないし、人情噺ってほどでもないし。あと長い。
これは自分に子どもがいないから良さがわからないのだろうか。

そうはいいながらもこの会のコストパフォーマンスの高さったら。
このプログラムで2000円というのだからかなりお得だ。
来年もあるようなので楽しみだ。
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第七回 大師匠噺 [落語]

第七回 大師匠噺
於:両国 お江戸両国亭

蜃気楼龍玉『垂乳根』
三遊亭天どん『蛙茶番』
三遊亭天どん『引越しの夢』
蜃気楼龍玉『幾代餅』

龍玉天どん仲良しコンビの会。それぞれの大師匠の噺をネタおろし……ということなのだが、龍玉師のネタ出しの『幾代餅』は二ツ目時代によく掛けていたという(後で天どん師に「龍玉くんはこの会の趣旨を忘れてしまったんですかねえ」と突っ込まれていた)が、これまで封印していたそうで、真打に昇進してからは初めて、十数年ぶりに掛けるという。
龍玉師はあまりマクラを振らない印象なのだが、珍しく今日は長めに。早めに両国に着いたので駅前のドトールに入ったら喫煙スペースに力士がいた、最近の力士はアスリート化していて吸わないと思っていたので驚いた。最近は野球選手もアスリート化していてつまらない、昔の野球はおじさんの草野球みたいで面白かった、東尾なんか週刊誌に寄稿した1週間のスケジュールなんかあけすけで……とあまりとりとめのない感じ。
「前座がわりに」と前座噺の『垂乳根』を。
やや硬調な感じはするけど、やっぱり上手いなーと思う。ただこの八五郎、年に2回しか風呂に入らなかったり、布団を13年敷きっぱなしだったり、汚いな……。

天どん師、「龍玉くんはマクラができない子だと思ってたんですけどね。なんですかアレ思ったことをただ言っているだけですね」とくさす。「それよりも彼は顔がブスな方が問題がある気がしますね。……はい皆さん『お前がいうな』って顔してますね」とまあいつもの天どん節。
天どん師は一席めにネタ出しの『蛙茶番』を掛ける。こちらはネタおろし。
いかにも天どん師向きのバカバカしいバレ噺の気がするのだが、なんだかいまいちハマらない様子。
半公がノセられて色男を気取って「本当かい?」といい声で繰り返すところなどはいかにも天どん師らしくて面白い……のだが、なんとなく噛み合わない感がする。

天どん師自身もしっくりきていないようで、「うーん合わないなあ。もうちょっと頑張りますけど、今後やるときはふんどしの場面を削ると思います」ってそこメインじゃ……。
「一席めと似た噺演ります」ということで『引越しの夢』に。納得いかなかったのかな。
スケベな男が下心丸出しで、というところが共通か。
こういういい男を気取ったスケベな男の描写は本当に面白い。

さて龍玉師の二席め、なぜやらなくなったのかというと、あるとき聴いた人から「なぜ幾代が清蔵と結婚するのかわからない」と質問され、その話を雲助師にしたところ「ヘタだからそんなこと聞かれるんだ、俺は聞かれたことがない」と言われてしまったのだとか。
それがトラウマとなりそれっきりやらなくなったそうで、十数年ぶりにかけるとのこと。
まあこの噺はファンタジーというか、男の願望を形にしたものというか、ともかく現実離れした噺だからなあ。そんなこといったら全盛の花魁がそこから一年も経たずに年季が明けて、そこから引き止められもせずに引退できるのかとか、そもそも大見世なのに初回で同衾するのはおかしいとかいろいろとツッコミどころはあるし、「自分は職人だ」と白状しただけで結婚するってところはどの師匠で聴いてもやっぱり飛躍しすぎだろーとは思う。とはいえ古典にそれを言ったところで仕方がないので「まあそういうもんだ」と思っていわないだけで。
ということでまあやっぱり今回もなぜ結婚に至ったのかという納得まではいかない感じ。でも清蔵の一途な感じや親方の面倒見の良さなどが伝わってくる。これもまた十数年ぶりとは思えないほど上手いなと思う。

終演後に両国の駅前に行くとちょうど相撲が始まるのか国技館の周りにはたくさんの人や力士がいる。
そういやいつも両国は夜ばかりなので、昼にきたことがほとんどなかった。こんなに賑わうんだ。
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和室カフェ 其の十四 [落語]

和室カフェ 其の十四
於:神保町 らくごカフェ

トーク
入船亭小辰『真田小僧』
立川笑二『青菜』
立川笑二『かぼちゃ屋』
入船亭小辰『替わり目』

今日も天気はよくなく、この会まで特にやることがない。
ふだんから「時間ができたらやろう」と思っていたことをやるチャンスなのだが、結局は猫たちとゴロゴロしてなんにもできていない。……まあ、想定内想定内。

この会はふたりに行ってほしいところをお客からリクエストを受けて実際に行き、その報告をするという企画をやっている。
今回ふたりが言ったのは古賀政男音楽博物館。ふたりとも古賀政男が誰なのか知らなかったという。まあ俺もまるで知らないけど。
で、前回から結構時間はあったんだけど行ったのは今日だったとか。それでも小辰さんは心配症なところがあるので開館時間に行こうとしたのだが、笑二さんに「13時ぐらいでいいんじゃないですか」と言われたとのこと。この会は18時からだから、3時間くらいしか時間が取れない。
それでも展示物を見たりライブラリで歌を聴いたり、さらにはスタジオで古賀メロディを3曲レコーディングしたりしてきたそうだ。
なんだかんだで楽しかったとのこと。

小辰さんの一席め、金坊の生意気っぷりが楽しい。
それにしても小辰さんが演るとその生意気っぷりも端正というか。妙に落ち着きのある子どもで、子どもらしくないっちゃあないかも。
それに翻弄される父親の狼狽ぶりもおかしい。

笑二さん、今シーズン初の『青菜』。
植木屋が隠し言葉を理解できずに何度も間違えた解釈をするのが笑える。
家に帰ってきておかみさんに説明し、建具屋の半公にやろうとするときに、「今度から『八公のかかあ』じゃなくて『八五郎さんの奥様』って言われるようになるぞ」と説得され、満更でもなさそうに自ら押し入れに潜るというのがおかしい。

仲入り時に古賀政男音楽博物館でレコーディングしてきたふたりの歌がかかる。
小辰さんは川柳川柳師や市馬師、ぺぺ桜井先生がよく高座で歌ったりネタを掛けたりするので少しは知っていたそうだが、笑二さんはほとんど知らないので歌も音程が適当というかいかにもよく知りません、という感じ。
歌い出しの前のナレーターをお互いにやったり合いの手を入れたり。
仲入り後もトークがあるのだが、「お客の顔を正面から見られない」とのこと。
仲入り後に次回行く場所を決める。
私の案には結構食いついていてくれていたのだが、結局は秋葉原にあるメイドジムに行くことに決定。
入会金なども必要なく、1回いくらでできてメイドさんもかわいいとのことで割と小辰さんがノリノリ。
メイドジムを提案した人には先程の歌のCDをプレゼント。「絶対にネットにアップしないように」とキツく念を押される。
特に小辰さんは昨年の謝落祭での『I love you』カラオケを誰かがYouTubeにアップしたらしく、扇辰師やおかみさんに見られたことがトラウマなのだとか。
でもそこまで言われたらフリだと思うよなあ。

笑二さんの二席め、与太郎の抜けっぷりが突き抜けている。
唐茄子屋の売り声を教えてくれた小父さんに怒られて「ああ驚いた、ああいう一見まともなキ○ガイが一番怖い」という一言がなんだかやけにおかしかった。
2回めにかぼちゃを売りに行ったときに、1回めに売り子をしてくれた小父さんのところに狙って行ったのではなく、偶然同じ所に行き、また天秤棒がつかえて回れなくなるというのは初めて聴いたが面白い。まあこれもしつこいっちゃしつこいが。

小辰さんの二席め、『替わり目』ってこの時期の噺!? と思うほど続くなあ。
普段それほど聴く噺ではないのだが、ひと月足らずで4回は多い。しかもその4回すべてがうどん屋に燗をつけさせて「ちょうどお銚子の替わり目です」と最後まで。
小辰さん、萬橘師、遊馬師と協会も立場もテイストも違う3人を期せずして聴き比べるような形になった。
小辰さんは酔っぱらいの対応に苦慮する俥屋やうどん屋の戸惑いが特に楽しい。

次回も行きたいが、平日らしいからなあ。
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第十九回薩摩おごじょ落語会 [落語]

第十九回薩摩おごじょ落語会
於:六本木 薩摩おごじょ

三遊亭遊馬『金明竹』『替わり目』

朝から雨なので久しぶりにのんびり猫と朝寝をし、ネットしたり本を読んだり。
電車で六本木へ行くのも久しぶり。

遊馬師の『金明竹』は初めてじゃないだろうか。
小僧の松吉ではなく、二十歳の与太郎が主人公で、水撒きの場面からたっぷりと。
遊馬師の上方弁も多分初めてで、やけに新鮮。
言い立ても非常に滑らかでスムーズ。
最近前座さんがあまり『金明竹』をやらなくなったなあ。

遊馬師の『替わり目』は久しぶり。
最近立て続けに『替わり目』を聴いているが、うどん屋に燗をつけさせる最後まで演る形。
最後まで演るのも珍しいのに、それが3回連続、しかも全部違う人というのも珍しい。これも流行り廃りがあるのだろうか。
俥屋が帰った瞬間に形相が変わるおかみさんがおかしい。厳しいがしっかり者の印象。
タグ:三遊亭遊馬
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両国寄席 平成二十九年五月十日 [落語]

両国寄席 平成二十九年五月十日
於:お江戸両国亭

三遊亭良楽『長屋の花見』
三遊亭兼好『粗忽の使者』

いろいろと仕事がゴタゴタとしているけど、なんとなくもういいやあって感じで会社をあがって両国寄席に。
兼好師は仲トリなのでだいたい19時頃の出番。両国駅に着いたのが18時50分くらいだったので急いで両国亭に行くと、良楽師が長屋の連中が集まって相談をしているところ。まさかこの時期に『長屋の花見』でもあるまいし、と思っていたら『長屋の花見』だった。えー? しかも長い……。

その反動もあってか、兼好師の出てきたときの「待ってました感」が半端ない。期待が高まる高まる。
そして大好きな『粗忽の使者』に入ったからもうテンションも上がる。
やっぱり何度聴いても面白い。
三太夫さんに尻をつねられているときに無表情になるのがやたらおかしい。
また、留っこに釘抜きでつねられて、「冷たいお手でござるな」「つねられてるのがわからねえのに冷てえのはわかるのか!? ……どんな尻してるんだ」というやりとりも絶妙。

兼好ファンと飲みに行き、「あれ嫌がらせだったんじゃないの」ともっぱらの評判。まさかね……とは思うが。
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遊馬百席 第99回 [落語]

遊馬百席 第99回
於:板橋 みやこ鮨

三遊亭遊馬『相撲場風景』『佃祭』

連休最終日。明日からまた仕事かあー。
今年のGWは正月より休み長かったから、仕事したくねーなー。
休み中はなんだかんだで早起きだったので、今日はゆっくりと寝、いいかげん出しっぱなしにしていたコタツをしまう。猫たちの恨めしげな視線が痛い。

一席め、相撲取りと噺家は比べられることが多い、ということで『大安売り』をメインにして相撲の小噺を集めた『相撲場風景』。
後で聞いたところ、先日の「大日本橋亭」での兼好師のを聴いてやってみたくなったとのこと。
「聴いて楽しいのと演って楽しいのとは違うんだな」と言っていた。
『大安売り』はともかく、他の小咄は汚いのとか多くて引いてる人もいたからね。

二席め、相撲と並んで人気なのが祭、ということで『佃祭』に。
「有りの実」の説明を入れていたので、本来のオチで演るんだなとわかる。
「仕舞船がひっくり返ったときに、次郎兵衛さんは女と酒を飲んでいた」と事実なんだけど説明が足りない内容でお内儀さんにご注進にあがる人がいて、お内儀さんが包丁を持ち出して暴れるのが面白い。

会が終わった後で、お見送りに出ていた遊馬師と話す。他の人と一緒にやらないのかと聞いたところ、二人会などではお互いにお互いを頼ってしまうのだとか。
前はいくつかやっていたのだが、いつの間にか自然消滅的に少なくなってしまったのだとか。
また、誰でもいいというわけでもなく、組むと「損をする」人もいるそうだ。難しいなあ。ファンとしては「いいじゃん、やってよー」だけなのだが、本人たちにはいろいろあるってことか。
タグ:三遊亭遊馬
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