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第二十六回 三遊亭兼好 横浜ひとり会 [落語]

第二十六回 三遊亭兼好 横浜ひとり会
於:桜木町 横浜にぎわい座

三遊亭兼好『道灌』
三遊亭けん玉『蝦蟇の油』
三遊亭兼好『悋気の火の玉』
ふくろこうじ パントマイム
三遊亭兼好『寝床』

仕事関連の検定試験を受けようと思い立ち、その検定試験の対策セミナーに参加するために有給を取る。
で、そのセミナーが夕方に終わったので、せっかくだからと横浜ひとり会にも行くことにする。
当日券だったので二階席。二階席初めて入る。

「まずは前座で一席」と兼好師が自分の会の前座として出てくる。いつもながら贅沢だとは思うが、本来の前座はやりにくいだろうなあ。それともいい刺激となるのか。
梅雨入りしたことに触れ、「雨が降るくらいならいいですよ、最近じゃミサイルが降るかもしれないんですから」と某国をいじる。
「あの国は何でしょうね。こっちをイライラさせるのが目的なんですかね。子どもでもいるでしょ、大事な話をしているときに余計なことを言って邪魔してくる子が」と子ども扱い。まあ確かにアレは駄々っ子みたいだしなあ。
「雨が多くなると掛ける噺がある」と『道灌』に。あー、確かに梅雨の季節の噺といわれればそんなような気もする。まあ年中聴いてるけどね。
兼好師の『道灌』は2回めか。かなりレアな噺だと思う。
で、毎回しつこくいうようだけれどもやっぱり面白い人は前座噺だろうがかなり面白い。
雨具の断りようを試そうとワクワクしながら待ち受け、「提灯貸してくれ」と言われたときの「ちょっ、おま」という表情がなんともいえない。

けん玉さん、ネタおろし? またはそれに近いかな?
全体的に固いしこなれてない感じは否めない。
正直言い立てというか口上の部分は「あー言えた言えた、よかったよかった」という感じ。とはいえこれはこれからこれから。数をこなしていくうちにどんどん良くなっていくだろうなーと思う。

二席めの『悋気の火の玉』は兼好師では初めて。
この話自体あまり聴かないが、これも人魂の噺だし季節ものなのか。
お妾さんの方は火の玉になっても色っぽい、というのが面白い。
対してお内儀さんの方は轟々と燃えていて、説得をしている最中でも旦那に食ってかかって旦那が熱がるというくすぐりがおかしい。
また、火の玉対決を見るためにその場所が祭のように賑わっているという演出も面白い。

パントマイムのふくろこうじさん、パントマイムに加えてジャグリングなども。
手にした帽子が腕を伝って頭に乗っかるというパフォーマンスがやたらにウケ、なにかジャグリングに失敗する(ように見せている?)ととりあえずその帽子のパフォーマンスをして体勢を立て直すのがおかしい。

兼好師の三席め、重蔵が長屋連中の断り方を再現するのがとにかく面白い。
その中でもやはり白眉は豆腐屋だと思う。がんもどきの製法を細かに説明し始めたところで「黙れ」と一喝されるところなどは本当におかしい。
また機嫌を損ねた旦那が、重蔵の説得によりやる気を取り戻したときのニヤッとする表情がなんともいえない。

終演後に知り合いともつ焼きで一杯飲み、さて帰ろうかというところで駅前で兼好師とばったり会い途中まで一緒に帰る。多分ひとりで静かに帰りたかっただろうにスミマセン。
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