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人形町噺し問屋 その七十三 [落語]

人形町噺し問屋 その七十三
於:水天宮前 日本橋公会堂

三遊亭兼好 ご挨拶
三遊亭けん玉『のめる』
三遊亭兼好『蒟蒻問答』
寒空はだか 歌うスタンダップコメディ
三遊亭兼好『お祭佐七』

私はいつも仕事が早く上がれるかは当日近くにならないとわからないので、噺し問屋は予約せずに当日券で入っている。
すると、予約キャンセルが入って当日券でポッといい席が空いてたりすることがあり、まさに今日はそんな日。割と前のど真ん中の席が空いていた。

まずはご挨拶。
最近ようやくスマホにしたらしく、現在は操作に四苦八苦しているそうだ。フリック入力は慣れたら楽だけどね。
スマホの変換予測にも手こずってるそうな。確かにアレも便利なようなそうでもないような。

今日の前座はけん玉さん。
再来月には二ツ目昇進だから、もしかしたら前座として噺し問屋に出るのは最後ってのもあり得るのかな?
今日も初めて聴く噺。着々と持ちネタを増やしているようだ。
ちょっと粗削りっぽいが顔芸は面白い。

兼好師の一席め、旅の雲水が名乗りを上げるときに盛大に噛む。珍しい。
さすがに八五郎住職に「三回ばかり噛んでて何言ってるかさっぱりわからねえ」と突っ込みを入れさせる。
それにしてもやっぱり権助がいいキャラ。

寒空はだか先生、「イントロクイズ」ならぬ曲中の一部を切り取った「中トロクイズのコーナー」ネタが面白かった。
これ聴くのは初めてかな。
正直持ち時間が30分近くある場合は最後の方がキツくなってくるのだが、今日は15分くらい。これくらいだと楽しく聴ける。

兼好師の二席め、初めて聴く噺。
実際にはもっと長い噺らしく、今日のは「序」の部分のようだ。
元武家の息子の若旦那・佐七が「鳶になりたい」と鳶頭の居候になるという内容で、『船徳』と『火事息子』を足したような感じ。
鳶の若い衆と佐七が吉原に繰り出し、金がないので佐七が居残りとして吉原に残ることになるのだが、それが親方にバレたときの若い衆たちの狼狽えぶりがおかしい。
が、まあ今日のところは長い噺の一部ということで、なんというか特に盛り上がりというか「ここが特に面白い」というような場面がある感じではなかったかな。いずれ通しで聴いてみたい。

今日は飲みにも行かずまっすぐ帰宅。
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二松落研創部50周年記念寄席 [落語]

二松落研創部50周年記念寄席
於:九段下 二松学舎大学 九段キャンパス

柳家喬太郎『擬宝珠』
柳家喬太郎『すみれ荘201号』
三遊亭兼好『片棒』
三遊亭じゃんけん『味噌豆』
三遊亭兼好『応挙の幽霊』

文字通り二松学舎大学落研の記念の会。
普通二人会だといわゆるABBA形式なのだが、今日はAABB形式。
というのも喬太郎師は次の仕事があり、兼好師は前の仕事の三田落語会が終わっていないからという多忙なふたりのため。
三田落語会とどっちに行こうかちょっと考えたが、知り合いからチケットを譲ってもらったのでこっちに。
ガチの兼好追っかけの人はハシゴしたみたいだが、さすがに三田落語会の権太楼師とこの会の喬太郎師を捨てる度胸はないかな……。

武道館で24時間テレビの募金に並ぶ人たちを尻目に二松学舎大学へ。入るのは初めてだ。
前座がわりにOBが一席。学校の用務員室を舞台にした新作だったが、プロ顔負けのちゃんとした噺で喬太郎師も驚いていた。実際面白かったし、下手な若手よりも噺の構成とか上手いんじゃないだろうか。

さてキョン師久しぶりですごく楽しみだった。
「唯一の趣味がウルトラマン」ということでウルトラマンと新マンのスペシウム光線の撃ち方の違いなどを高座の上で立ち上がりながら説明を始める。
ウルトラマンにハマったきっかけは弟弟子の喬之助師の影響らしく、ちょっとびっくり。子どもの頃から継続して好きだったわけじゃないんだ。
ハマるきっかけはガチャガチャだったそうで、ウルトラマンを卒業してからも他のガチャガチャを買うことがあるそうだ。
以前に買ったのは『妄想おねえさん』というシリーズだそう。おねえさんが寿司のシャリや巻物になっているというもので、それらのポーズを高座上で再現する。「鉄火巻とカッパ巻はポーズは同じなんですけどね、ツンパの色が違うんですよ。鉄火巻は赤でカッパ巻は緑なの。……買うでしょ!?」……そうかな?
コレクターつながりで昔は切手やコインを集め
る人がいた、コインは集めてなかったがギザ10はなんとなく気になる、緑青が浮いていて……というところから『擬宝珠』に。すごいところから噺に繋げてきたな。
『擬宝珠』はCDで聴いたことはあるものの、高座では初めて。
「恋煩いじゃねえの? ……そうすっとこの噺は『崇徳院』じゃねえんだな」というところは何度聴いてもおかしい。
金物舐めが好きだという若旦那の告白を聴いた後の熊さんの目の泳ぎ方がこれまた面白い。そこから放たれる呆れた顔での「死んじゃえば?」という冷たい一言の破壊力はすごい。

一席終わっても高座を下りずにそのまま二席めに。
落研主催の会のためか、キョン師の大学落研時代の思い出話をマクラに。
師の母校の日大はいろいろなところにキャンパスがあって、それぞれ学部によって集まるキャンパスが異なっていたという。で、集合したらまずは声出しをするのだが、これがよくある「アエイウエオアオ」とは違うらしい。日大芸術学部の一之輔師によると「『道具屋』始めー!」という掛け声で「世の中にはいろんなご商売がありますが……」と大声で始めたそうなのでそれかと思ったら、屋上から見える専門学校?に向かって「○○のお姉さんお茶飲みませんかー」というのだそうだ。落研ぽいといえばぽいけれども。
そんな話をしていたら「私の持ち時間、あと10分」。
短めの噺をするのかと思っていたら結構長めの『すみれ荘201号』。
同棲していた彼女の方がお見合いをしに地元に戻るという噺。
そこに出てくる市議会員のヨシカワさんがいい味を出している。
またお見合い相手が「歌を作るのが趣味」といって『東京ホテトル音頭』を歌い出す。のみならず、『東京イメクラ音頭』『大江戸ホテトル小唄』の三曲を歌いきる。
お見合いから戻ってきた彼女と彼氏の別れ話の部分は落研あるあるなのだろうか。結構落研をボロクソにこき下ろし、途中現役生に向かって「ごめんなさい」と謝る姿がおかしい。
結局15分ほど押して仲入りに。

兼好師は二松学舎出身だが落研ではなかったはず。と思っていたらやっぱり落研には特に何も触れず二松学舎大付属高校の高校野球の話に。曰く、一回戦でボロ負けをするわけでなく、来年に期待を持て、さらにOBの寄付も少なくてすむ最高の負け方だった、という。「でも今年優勝した花咲徳栄ですか、あんな読めないような学校でちゃダメですよ」って二松学舎も大概だけどね。
一席めの『片棒』は久しぶり。
金太郎、銀次郎のメチャクチャな提案にどんどん泣きそうになる父親の狼狽ぶりがおかしい。
それになんど見てもお父つぁんのからくり人形のくだりが素晴らしい。
ホントに人形に見えるから不思議だ。

兼好師は二席続けるときも一度下りる派。
着替えをする間のつなぎということで、じゃんけんさんが短めに『味噌豆』を。
定吉が二度めのつまみ食いの際に豆を山盛りに持っていくのがおかしい。

兼好師の二席めの『応挙の幽霊』は初めて聴く。
DVDになって出ているし持っているのだけれど、実はあまりDVDって見ない。
買っただけで満足してしまうパターンで、ライブDVDなんかも高いカネ出して買ってるのに封すら開いていないという。
最近音楽シングルCDだと、初回限定盤と称してDVDつきでちょっとお高めになってるやつと通常版の2種類が出てることが多いが、見もしないのに限定版の方を買って結局見ていないということが多い。
閑話休題、GWに聴いた旭堂南湖さんのものとはだいぶ違う噺。
ひとり応挙の幽霊画の前で酒盛りを始める道具屋の徐々に酔っ払っていくその行程がなんかおかしい。『猫の災難』とかでもそうだけど、こういうのホントうまい。
酔ってきて披露する都々逸もこれまた上手い。こういうのどこで稽古するんだろう。

終演後、なんでか珍しくご婦人たちと喫茶店でお茶することに。まあ今日は電車で行っていたので俺はビールだったけど。


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我らの時代 落語アルデンテ Vol.15 [落語]

我らの時代 落語アルデンテ Vol.15
於:亀有 かめありリリオホール

金原亭馬久『近日息子』
三遊亭兼好『だくだく』
春風亭一之輔『代書屋』
春風亭百栄『桃太郎後日譚』
桃月庵白酒『青菜』

久しぶりのアルデンテ。
チケット救済サイトで見つけて出品者に連絡してみたら顔見知りだった。

昨日夜ふかししたのでもっとゆっくり寝たかったのだが、普段の時間に猫に起こされる。
なぜかうちの猫は目覚ましが鳴る20分くらい前にお腹に乗ってくる。
猫の細い足でみぞおちを踏まれると大変痛い。
しかしかわいいので許す。
それにしても20分前というのがかなり微妙な時間……。二度寝するにしてもぐっすりまではできないし、起きるには早いし……。なんで時間がわかるんだろう。まあうちの猫は賢いからね!

馬久さん、そういえば『近日息子』ってほとんど兼好師でしか聴いたことがない。
他で聴いたのは吉窓師、遊馬師でいずれも三遊亭。古今亭のは初めて聴いたかも。

兼好師、この会場は3回めとのことで、「なんで会場はビルの9階なのにエスカレーターが7階までしかないんだ」とブツブツ。私も毎回そう思う。他の師匠方もそうらしく、一之輔師や白酒師も同じようなことを言っていた。
ここ最近のグズグズした天気の話から「暑くなるととを開けっ放しにするので空き巣が多くなる」というながれで『だくだく』に。
いつもながら絵かきの先生に図々しく物を頼む男のキャラが飄々としていて憎めない。
絵に描いたタンスを開けようとする泥棒の仕草がやけに長く細かく、これはもはやパントマイムの領域。でもよく考えてみれば落語の「仕草」って「そうやってるフリ」だから、もともとパントマイムに近いのか? ……ともかくそこの仕草はこれまでに聴いたものよりも丁寧で面白かった。

一之輔師、ずいぶん久しぶりな気がする。GWぶりか。
そういえばうっかり後援会の更新を忘れていたようで、後援会会員限定落語会があったことも他の人のブログで知った。
もしかしたら後援会に頼めば復帰できるかもしれないけど、正直入ってるメリットってほとんどないんだよなあ……。年に1、2回の会員限定落語会だって別にその会じゃなきゃ聴けない噺するわけでもないし、チケットは普通の値段だし。会報も年に4回くらいA3両面のペラが届くくらいだし。
それに何より、後援会費の払込の時期が何度も何度も変更されるのが信用できない。普通入った月で管理するものだろうに、会員全員を4月または10月のどちらかの更新にまとめるといったり、やっぱり全員1月にまとめるといったり、カネの管理大丈夫かアレ。
まあわざわざ俺が後援しなくても押しも押されぬ人気噺家になったわけだし、もういいかな……。
一之輔師の『代書屋』は初めてか?
やっぱりこういうドタバタものは面白い。
突き抜けた陽気なバカと、シニカルで冷たいツッコミの落差がおかしい。
しかもツッコミ役もボケ役に巻き込まれてどんどんエスカレートしていくのも一之輔師の味か。

百栄師、やっぱり第一声は気の抜けたような「こんにちはー」。そういや百栄師を夜に聞いたことないような気がするが、やっぱり「こんばんはー」なのだろうか。
『桃太郎後日譚』は鬼ヶ島から帰ってきたお供の犬・猿・キジが村に居座ってチンピラような振る舞いをしている、という噺。「たったきびだんご1個で命を掛けさせやがって」というような論調でおじいさんおばあさんを攻める。
犬が語尾に「わん」をつけているのだが、途中からほとんど言わなくなる。……と思っていたら百栄師が自分で桃太郎の台詞として突っ込んでいた。

白酒師は体調が悪いらしく、高熱が出てその影響で体中が筋肉痛なのだそうだ。
道理で出てくるときにやたらよちよち歩きだと思った。
仕草も辛いようで、マクラのときなどはほとんど動かない。
『青菜』も派手な仕草はそれほどないのでお誂え向きかもしれない。
植木屋のかみさんが今まで聴いた誰よりも悪妻で、仕事を全部隣の婆さんにやらせようとするのは強烈。
しかし「牛若丸がい出まして」にはノリノリで、自分からやろうと言い出す。
理由は「『もしかしたら武家の出かも』となって、他人を顎で使いやすくなるかもしれないから」、というのだからすごい。
でもそうすると、おうむ返しの部分で植木屋がポンコツなのも元々自分がやろうと思っていなかったのだから納得がいく。

相変わらずグズグズとした天気で、ポツポツと雨が降っていたのをバイクで行ったのだが、帰宅寸前に雷雨となる。
夜にある小辰さんの会に行こうと思っていたのだが、電車だともう間に合わないし諦める。なんでこれまではチョボチョボとしか降ってないのにピンポイントで大雨になるのか。行きたかったなあ。
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なかのらくご長屋 兼好毎月連続独演会 29年8月 [落語]

なかのらくご長屋 兼好毎月連続独演会 29年8月
於:中野 なかの芸能小劇場

三遊亭じゃんけん『ずっこけ』
三遊亭けん玉『ぞろぞろ』
三遊亭兼好『日和違い』
三遊亭兼好『ねずみ』

かなり空模様が怪しいけれどもバイクで強行。
だいぶ涼しくて肌寒いくらい。変な天気。今年の夏はずっとぐずぐずしててイライラする。
夏なんだからスカッと晴れろよ! 直射日光で暑いのは好きだけど、蒸し暑いだけなのは勘弁してほしい。

じゃんけんさん、『居酒屋』かと思ったら『ずっこけ』。珍しい噺というかほとんど聴いたことがない。
「酔っ払いはしょうがねーなー」という噺で、落語はこういうの多い。やっぱり昔から日本は酔っ払いに甘かったのか。
特にストーリーらしいストーリーもなく、盛り上がるところも特にないんだけど、このダラダラ感がいかにも落語っぽくていい。
じゃんけんさんの酔っ払いはまだちょっとおとなしめかな。もっと大袈裟でも面白いんじゃないかとも思う。

けん玉さんの『ぞろぞろ』は初めてだけれども、これも面白い。けん玉さん最近初めて聴くネタが増えたが、それがことごとく面白い。
なんかお爺さんのキャラが三三師っぽい。飄々としてるけどなんかどっかクサいというか。
今日も茶店の親爺のすっとぼけっぷりがいい感じ。

兼好師の一席め、やはりハッキリしない天気について触れる。
とはいえ日本の天気予報は的中率が85%以上だそうで、それは驚異的なことなのだとか。
「だってほら、日本てこんな形でしょ」と左腕を斜め上、右腕を斜め下に出し、首を傾げて横っ座り(落語的には「よこっつわり」か?)になって日本列島を表現する。「さらにほら、その中央は山なんですよ!」と口を尖らせて表現する。うん、日本列島には見えないけど面白いのだけは伝わった。
『日和違い』は初めて聴く噺。
タイトルは知っていて一度聴いてみたいと思っていたが、中身はまるで知らなかった。
雨に降られた男の、雨具がわりに俵を被る仕草の表現が細かくておかしい。

二席めの『ねずみ』は相変わらずのクオリティ。
やはり生駒屋のキャラがいい。
生駒屋が出てくるだけで空気がガラリと変わる。

今日はこれから母の実家の岩手へ。
猫もいるし1泊しかできないけれども。
それにしてもなぜ新幹線ホームの売店のビールはいつも温いのか。
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第五十四回 一蔵ひとりの会 [落語]

第五十四回 一蔵ひとりの会
於:神保町 らくごカフェ

春風亭一蔵『夏泥』『へっつい幽霊』『らくだ』

なんか風邪ひいたっぽい。
昨日は高校の部活の飲み会だったのだが、どうにも調子悪くて途中で帰る。
今日もなんだか鼻水とくしゃみが止まらない。
夜にちょっと遠くで開かれる会に行こうかとも思ったが、ひとりの会だけにしておく。

『夏泥』は「『ひとりの会』では去年やってなかった」とのことだが……まあ他の会では結構やってるよねえ……。
とはいえ今日の『夏泥』はこれまでに見た中でも最高にハイテンション。
泥棒も、入られた方もお互い声を張り上げて丁々発止のやり取りを繰り広げ、これが夏の暑さでやられちゃったかのようでおかしい。
ハイテンション落語ってのもたまに聞くと面白い。

ネタおろしの『へっつい幽霊』もそのテンションをやや引っ張っているのかテンション高め。
幽霊の長五郎がなんで死んだのか、というところで「博打で勝ったら長屋に泥棒が入られて、二尺八寸の段平物で……」「それはさっきの噺だ!」とくすぐりもバカバカしい。
「三木助型」とのことで、相棒に若旦那が出る形。
最近の柳家だと若旦那が出てこないそうで、コンパクトなのだそうだ。その形知らないや。
というか俺『へっつい幽霊』生で聴いたのは兼好師だけだった。
今ちょっと調べてみたら、兼好師は完全に三木助型のようで、最初に道具屋にへっついを返しに来るのが大阪弁の男、というところまで同じらしい。知らなかったなぁ。
閑話休題、へっついを貰った渡世人の熊さんはやはり一蔵さんは似合うねえ。
一蔵さんも勝負師だしね。

三席め、「『へっつい幽霊』長かった……でも今日は皆さんを疲れさせますよ! 夜の別の会なんか活かせませんから!」とまだまだテンション高め。
で「本名を馬、あだ名をらくだという……」というお決まりのイントロというか導入部に入ると笑い声が起こるも、「ホントにやりますからね!」と続ける。大ネタ続けるねえー。
さっきの『へっつい幽霊』も長五郎は「フグの毒にあたって死んだ」噺で、なんとなく今日の三席が微妙にリレーな感じになっている。
この噺もまたらくだの兄貴分が一蔵さんに合っている。
屑屋が「商いに行かねえと釜の蓋があかないんで。おふくろに女房にガキが三人……」と必死にアピールしているところに「ガキがいるのか。ガキ、かわいいだろう? ガキに会いたいだろう? ……優しく言っているうちに行ってきたほうがいいぜえ」と脅しをかけるのがおかしいというかおっかないというか。

風邪も抜けきっていないし、今日は早めに寝よう……。
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