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遊馬百席 第102回 [落語]

遊馬百席 第102回
於:板橋 みやこ鮨

三遊亭遊馬『垂乳根』『江島屋(上)』『江島屋(下)』

昨日から町内で祭をやっている。
特にうちの町内は住宅密集地で、櫓を組んで踊れるようなスペースがない。
でどうするかというと、道を封鎖して踊るという力業に出る。すげえな。そこまでして踊らなくても……。わんこもびっくり。
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Nikon Df

町内会での付き合いで祭の協賛金も出したのだが、そうすると抽選券を貰える。
今までは行ったことがなかったのだが、今年はふと気が向いて神輿の見物がてら抽選会に行ってみた。
そしたらなんと1等の商品券5千円分が当たった。出した分よりも倍以上になって戻ってくる。
なんか最近ツイてるなあ。
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Nikon Df

さて先月はなかったために2か月ぶりの遊馬百席。
いつもなら月に5日程度の寄席の出番が、今月は15日くらいあるらしい。
ところで「寄席に出てきたっていうと『今日何演ったの?』って聞くお客様が多いんですが、それ知ってどうするんでしょう?」って言ってたけど、うん、俺もつい聞いちゃうけどなんか知りたいのよ。で、聴いたことのある噺だったら「ああー」って言うし、聴いたことのない噺だと「マジかよ聴きたかったなあ」ってなる。多分というか私の中では「行けなかったんだけど俺の知らない噺演ってないよね? うん、じゃあ今日はまあ行かなくてもまあ大丈夫だったかな」っていう確認て感じかも。
さておき、これだけ寄せの出番があるのも縁なのでしょう、と縁について少し話す。
受け売りだとのことだが、目の前の縁を疎かにする人にはいい縁は巡ってこないのだとか。「眼の前の縁を大切にせずに『いい人いなーい?』と結婚相手を探している人や、目の前のお客様を大切にせずに『独演会のチケット50枚買ってくれるお客と縁がねえかなあ、そうすれば4人でいいのに』という噺家には縁はこない」そう。すんませんチケットに関してはそこまで力になれないっす。
で、「縁の中でも〜」と定番のつなぎから『垂乳根』に。
今日はほぼすべての要素が入ったノーカット版。夫婦で飯を食う稽古は前座さんでも結構やるが、夫婦喧嘩の稽古はあまりやらない。でも私はこの夫婦喧嘩の稽古の場面好きなんだよなあ。「隣のお寅婆あに聞いたって? お寅婆あ出てこい!」「なんだい八っつぁん、あたしが何したっていうんだい!」「今喧嘩の稽古してるんだ」っていうやり取り好き。今日久しぶりに聴けて嬉しい。
省略せずに全部やるとマクラも含めて45分くらい。こらあ寄席ではできませんわ。

二席め三席めも「縁」つながりか『江島屋』。『江島屋騒動』とか『江島屋怪談』ということもあるが、遊馬師が『江島屋』と言っていたのでそれに則す。
これまで聴いたことがなく、昨日たまたま素人落語の稽古を見ているときに初めて聴き、「こんな噺あるんだ」と思っていたところ。こんな偶然もあるんだな。
とは言え昨日聞いたのは上の部分を省いてその分のあらすじを登場人物に語らせるというもので、今はそれが主流らしい。
今日はそのストーリーを最初から話す長いバージョンだが、それでもまだもっと長い噺の一部なのだという。圓朝話らしいが、すごいな。
上の部分は確かに盛り上がるところや面白いくすぐりがあるわけでもなく、起承転結でいうところの「起承」。
ただ、やはり下を盛り上げるためには上の部分もあったほうがいいかもしれない。より物語の風景が見えてくる。
下は娘を亡くした母親が古着屋に呪いをかけるシーンが鬼気迫る。それを見てしまった男にわけを話すが、その男が憎き江島屋の番頭と知っていたのか知らずにいたのか。遊馬師は「知らなかったんじゃないか」とのこと。
この噺はいろいろと語られていない部分が多くて、いくつもの解釈のしようがある。
実際遊馬師と会の後で話してみても、遊馬師自身もいろいろと迷っている様子。
またあまりにも後味が悪い噺なので、どうにか最後はポジティブな方向に持っていこうとしたそうなのだがあまり納得いっていない様子。
これからどう固まっていくのか楽しみでもある。

あ、今日聴いてて思ったのだが遊馬師はどうも数字に弱いような。
今日も五十両のところを五百両と言ったり、九月というところを十一月と言ったり。
井戸茶でも仏像の売値買値よく間違えるしなあ。
うーん些細な事かもしれないけど、数字だと初めて聴いた客にも「間違えた」ということが明確にわかってしまうし、それで「あれ、違うんじゃね?」と引っかかってしまって物語の世界から引き戻されてしまうので直してほしいなあ。

えー、で夜にメシでも食いに行こうかと車を出すときにガリッとブロックにこすってしまう。Oh...
あー、これ5千円で直せるかなあ……。禍福はあざなえる縄のごとしとはよく言ったもので……。
タグ:三遊亭遊馬
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シェアする落語 第18回 三遊亭わん丈 [落語]

シェアする落語 第18回 三遊亭わん丈
於:門前仲町 深川東京モダン館

三遊亭わん丈『國隠し』『新・蝦蟇の油』『井戸の茶碗』

噺家さんを撮影できる時間をとり、その写真をネットなどにシェアするという試みを行なっている落語会。
以前宮治さんのときに行って、今回はそれ以来となる。主催者である四家さんという方とは噺家の好みが似ているようでも微妙にずれていて、告知があるたびに「あー、そこにきたかー」とボール半個分外角低めにはずれてボール、なので見逃し、みたいな感じだった。
今回は私のストライクゾーンにズバッときたので久しぶりに行ってみる。

一席め、主催者の四家さんをいじったり、兄弟子や師匠について軽くいじりつつ語ったり、人間国宝をしくじった話をしたり、出身の滋賀について思いを述べたり。
「『わん丈さん滋賀出身なんだって? 琵琶湖近い?』ってよく聞かれるんですが、琵琶湖は県の中心にあるから誰の家からも近いんですよ」という一言がなんかおかしい。
滋賀は長野を抜いて長寿日本一になったそうだが、「年若くして死んだ人は琵琶湖に沈められてるに違いない」だそうで。
そんな滋賀いじりから、滋賀の西の端出身なのに「京都出身」と言い張る夫と、埼玉の志木なのに「東京出身」と言い張る妻が次の休みにどちらの実家に行くかを争う噺の『國隠し』に。
この噺は以前にも聴いたことがあるが、細部は色々と変わっていた。
前座の頃に作った噺だが、ウケがいいのでこういうわん丈さんを初めて聴く人が多そうなところでよく掛けるのだそうだ。ただし常連客のためにも少しずつ変えているという。へー。
そういえば白鳥師も千葉を東京コンプレックスをネタにした『千葉棒鱈』という噺があったっけ。そもそも圓丈師にも『悲しみは埼玉に向けて』とかあるし、微妙な地方いじりは圓丈一門のDNAなのかもしれない。
まあかくいう私も微妙な地方出身なので、噺の登場人物の気持ちはよく分かる。

二席めは『新・蝦蟇の油』。
最初はちゃんとした本寸法の蝦蟇の油の口上を綺麗に言い立て、中手をもらう。
「師匠から『この部分で拍手を貰えば大したもんだ』といわれていたので嬉しい。師匠……」と「安らかにお眠りください」みたいな雰囲気を出す。圓丈一門は師匠をよく殺すなー。……いや天どん師だけか?
本寸法の後には圓丈師版の口上を披露し、さらに続いてわん丈さんのオリジナルの口上に。
ジャパネットたかたやドモホルンリンクルなどの通信販売のネタを大量に突っ込み、爆笑をさらう。
本寸法の口上が上手い分、変化球も生きる。こういうバランス感覚が素晴らしいと思う。

仲入りの後に「シェアタイム」という撮影タイム。
レンズチェンジするのも面倒だし、せっかくなのでDfとD7000の2台を持っていく。
そんでもってバンバン撮る。
せっかく撮ったので多めに貼ります。

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Nikon D7000
リクエストされたポーズに戸惑うわん丈さん。「こんなポーズしたことないすよ」。

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Nikon D7000
ドヤ顔で草履の自慢をするわん丈さん。安く買ったが、デパートで買えば10万とかするそうだ。

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Nikon Df
「前にこはる姉さんがこんなポーズしてましたよね?」と対抗意識を燃やすわん丈さん。

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Nikon Df
二ツ目昇進時に宣材写真を撮影する際にカメラマンにダメ出しされたという『八九升』の中の仕草。

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Nikon D7000
その代わりに撮らされた手紙を書く仕草。「これ見られて『気に入ってんじゃねえか』と思われるのは嫌だな」。

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Nikon D7000
まんじゅうを食べるわん丈さん。

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Nikon D7000
煙草を呑むわん丈さん。

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Nikon D7000
『蝦蟇の油』で白紙を切る仕草。

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Nikon D7000
てへっ、のわん丈さん。

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Nikon D7000
「そうだ、萬橘師匠みたいに生着替えすればいいんじゃないですか?」と着物を脱ぎだすわん丈さん。

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Nikon D7000
「派手な長襦袢一枚になり、『ちょいと新さん、いいじゃないかさ……』」。

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Nikon D7000
長襦袢姿で再度さっきリクエストされたポーズを決めるわん丈さん。どうやらこれはハートらしい。

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Nikon D7000
「ハートならこうじゃないですか!?」

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Nikon D7000
「下着もお金かけてるんですよ」。素晴らしい心がけですね。

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Nikon D7000
また着付けるわん丈さん。

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Nikon D7000
「圓楽一門の師匠方は着物好きな方が多いんで、両国寄席に出ると『おっ、いい着物着てるね』なんて声かけてもらえるんですよ。林家は気づかない」


三席めはゴリゴリの古典。
でまたこれが上手いんだ。
やや軽いかなーと思うところもあるが、かえってそれがサラッとしていてしつこさがない。
高木作左衛門の爽やかイケメンぶりがえらいことになっている。
千代田卜斎の頑迷さもいい味を出している。

新作、古典改作、古典とテイストの異なる三席を飽きさせずに聴かせてくれた。
これでまだ二ツ目二年目なんだから先が楽しみだ。

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Nikon Df
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両国寄席 平成二十九年九月八日 [落語]

両国寄席 平成二十九年九月八日
於:お江戸両国亭

三遊亭兼好『締め込み』
三遊亭良楽『辰巳の辻占』
母心 漫才

微妙に仕事が残りつつも会社を出て両国まで。
こないだ兼好師が仲トリのときは押しに押して7時15分くらいだったのだが、今日は時間通りに7時に出番だったようでマクラが聞けなかった。
ちょうど泥棒が忍び込むところで客席に滑り込む。
兼好師の中でも『締め込み』は好きな噺。多分兼好師の生高座で初めて聞いた噺だからだろうなあ。刷り込みってやつか。
相変わらずおかみさんに対して「出てけよぅ」と強がる家主の男がおかしい。
ちょっと気を抜いたら泣いちゃいそう、という声が本当に上手い。
今日は「ウンか出刃かウン出刃か」という台詞がなかったなあ。あの台詞好きなんだけど。
出てきた泥棒に対して「お前泥棒か!? ……泥棒ならいいんだ、間男じゃないんだな? じゃあいいよ」というくすぐりは初めて。というかどんだけおかみさんのこと好きなんだ。
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謝楽祭2017 [落語]

今年も謝楽祭行ってきました。

とりあえず写真撮らせてもらった&サイン貰った方々を順に。
写真はすべてNikon Df。

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昨日も「扇辰日和」に行った入船亭扇辰師。

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春風亭一朝師。
初めてサインもらったー!

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柳家小太郎さん。最近あラやしきが平日になっちゃって行けてないんだよなあ。

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柳家喬太郎師。
サインの行列はずーっと長蛇の列で途切れることがなかった。

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柳家小せん師。
三K辰文舎ステージ直前にサインお願いしてしまってスミマセン。

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ホンキートンクのおふたり。仲良さそう。
忙しそうだったので正面からふたり揃って取れなかったのが心残り。

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説明不要の一之輔師。
「フォトジェニックに撮ってください」と言われたので気合を入れる。

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春風亭ぴっかり☆さんと林家あんこさん。

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鈴々舎馬るこ師。
真打昇進してから聴きに行けてないなー。

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古今亭菊之丞師。
去年もそうなんだけど常にメガネがずれてる……。


毎年恒例三K辰文舎のステージ。
これが一番のお目当て。
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社主の扇辰師。

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デスクの小せん師。
小せん師のギターはタカミネなんだな。

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拡張員の文蔵師。

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文蔵師と昨日初高座のはい辰さん。多分はい辰さんの画像は本邦初なんじゃなかろうか。

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……ん?

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喬太郎師が乱入し、文蔵師に絡みついて胸元をまさぐる。
何だこのふたりの表情。
完全にアッーーーの世界。
腐女子いたら食いつくのだろうか。

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さんざんやりたい放題やっておいて最後に「くせえ!!」。
最高です。
タグ:謝楽祭
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扇辰日和VOL.64 [落語]

扇辰日和VOL.64
於:中野 なかの芸能小劇場

入船亭はい辰『寿限無』
柳家やなぎ『青春ナイン』
入船亭扇辰『秋刀魚火事』
柳家わさび『露出さん』
入船亭扇辰『夢の酒』

昼間は久しぶりに靖国神社へ参拝する。
んーーー、なんか中国人観光客が多い気がする。アンタらなんか色々文句つけてきてんじゃん。いいのか? それとも台湾の人たちなのだろうか。
最近どこでも中国語と韓国語のパンフレットが置いてあるが、さすがにここにはなかった。
これまで何度もきていたのに、本殿の裏手に日本庭園があることに気づかず、今日初めて行った。
閉門までそれほど時間がなかったせいか、人影もまばら。東京のど真ん中のど真ん中と思えぬような静けさでたいへん心地よかった。

さて今日が初高座というはい辰さん。
辰まき改メ辰のこ改メ辰乃助さんに続いて初高座を聴く。
ネタは同じく『寿限無』。辰じん改メ小辰さんも初高座は扇辰日和で『寿限無』だったらしい。
柳家が『道灌』のように、扇辰一門は初高座は『寿限無』らしい。
今どきの若者という感じで背が大きく、着物がまだ先輩の借り物なのか、つんつるてんでスネと前腕が丸出し。
一部つっかえたところはあるものの、全体的には問題なくこなしていた感じ。頑張れー。
彼は小辰さん方向に行くのか、辰乃助さん方向に行くのか。

やなぎさん、自身の初高座の思い出も絡めてマクラを話し始める。
出身の北海道別海町の話や自身の高校時代の部活の話など。
後でわさびさんに「普通マクラは2エピソードくらいなのに5エピソードくらい話していた。長い!」といわれていた。確かに長かった。けど面白かった。
出身地の話が出ていたのでまた『自由ヶ丘の由来』かと思ったが別の噺でホッとする。
野球部と見せかけて将棋部の斎藤くんと、サッカー部と見せかけて囲碁部の長友くんが女教師に告白するという学園物。
くだらないと思いながらも面白い。

扇辰師の一席め、新弟子のはい辰さんについて。「彼は本名が真周(ましゅう)っていうから『辰真周』でいいかなって思っていたんですけどね。かみさんから『背が高いんだからはい辰でいいんじゃない』っていわれて、じゃそれでいいかあ、って。登録上は『はい辰』ですけど、本当は『High辰』です。めくりの師匠方が嫌がるから平仮名にした」とのこと。
ネタ出しした『秋刀魚火事』について。「今じゃあ誰も演る人がいなくなりましたね。……誰も演らないってのには理由があるんですが」とボソリ。
ケチの噺なので、お決まりの三坊のマクラから。「泥棒は寄席にはこない。……まあもしお客様の親類友人の中に……」という何百何十回聞いたであろうくすぐりで笑わせられるのはすごい。当たり前だが前座がやるのとではまるで違う。同じセリフなのになあ。
噺はケチな地主の仕打ちにキレた長屋の住人たちが、大家を巻き込んで仕返しをしようというもの。……まあ確かに爆笑をさらうってほどの笑いどころがあるわけではないかな。
『しわい屋』と『味噌蔵』にちょっと『目黒の秋刀魚』を足したような感じ。

わさびさん、扇辰師の一席めで「仕事があるといって謝楽祭に行かない。小金に転んだ」「『笑点Jr』にレギュラーで出てて天狗になってる。今日はその鼻をへし折ってやってください」などとさんざんにいじられていた。
それを受けて「あ、どうも。もう名乗らなくてもわかるでしょ? テレビをメインの仕事にしてますから」と高飛車に第一声を放つも「声掛けられるとかないですから……。やなぎさんも前座から昇進したばかりなのになんであんなに面白いんですかね!? 私は内弟子だったんですが、落語の稽古してたら本当に怒られましたからね。だからウケることに耐性がなくて、たまさか高座でウケたりするとビクッとしてその衝撃でセリフが飛んじゃう」と告白する。ははあ……だから二ツ目昇進直後はあんなにおどおどしてたのか……。
が、一度噺に入ると爆笑の嵐。
地域に馴染みすぎた露出狂の悩みの独白噺で、世界観が独特すぎておかしい。

扇辰師の二席め、「ゲストのふたりには『好きにやっていいよ』とは言ったけどさ……」と苦笑気味。
扇辰師の『夢の酒』は初めてかな。
お花の悋気っぷりや若旦那の軽薄さが楽しい。また、お花に振り回されている大旦那の困惑ぶりもまたおかしい。
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人形町噺し問屋 その七十三 [落語]

人形町噺し問屋 その七十三
於:水天宮前 日本橋公会堂

三遊亭兼好 ご挨拶
三遊亭けん玉『のめる』
三遊亭兼好『蒟蒻問答』
寒空はだか 歌うスタンダップコメディ
三遊亭兼好『お祭佐七』

私はいつも仕事が早く上がれるかは当日近くにならないとわからないので、噺し問屋は予約せずに当日券で入っている。
すると、予約キャンセルが入って当日券でポッといい席が空いてたりすることがあり、まさに今日はそんな日。割と前のど真ん中の席が空いていた。

まずはご挨拶。
最近ようやくスマホにしたらしく、現在は操作に四苦八苦しているそうだ。フリック入力は慣れたら楽だけどね。
スマホの変換予測にも手こずってるそうな。確かにアレも便利なようなそうでもないような。

今日の前座はけん玉さん。
再来月には二ツ目昇進だから、もしかしたら前座として噺し問屋に出るのは最後ってのもあり得るのかな?
今日も初めて聴く噺。着々と持ちネタを増やしているようだ。
ちょっと粗削りっぽいが顔芸は面白い。

兼好師の一席め、旅の雲水が名乗りを上げるときに盛大に噛む。珍しい。
さすがに八五郎住職に「三回ばかり噛んでて何言ってるかさっぱりわからねえ」と突っ込みを入れさせる。
それにしてもやっぱり権助がいいキャラ。

寒空はだか先生、「イントロクイズ」ならぬ曲中の一部を切り取った「中トロクイズのコーナー」ネタが面白かった。
これ聴くのは初めてかな。
正直持ち時間が30分近くある場合は最後の方がキツくなってくるのだが、今日は15分くらい。これくらいだと楽しく聴ける。

兼好師の二席め、初めて聴く噺。
実際にはもっと長い噺らしく、今日のは「序」の部分のようだ。
元武家の息子の若旦那・佐七が「鳶になりたい」と鳶頭の居候になるという内容で、『船徳』と『火事息子』を足したような感じ。
鳶の若い衆と佐七が吉原に繰り出し、金がないので佐七が居残りとして吉原に残ることになるのだが、それが親方にバレたときの若い衆たちの狼狽えぶりがおかしい。
が、まあ今日のところは長い噺の一部ということで、なんというか特に盛り上がりというか「ここが特に面白い」というような場面がある感じではなかったかな。いずれ通しで聴いてみたい。

今日は飲みにも行かずまっすぐ帰宅。
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二松落研創部50周年記念寄席 [落語]

二松落研創部50周年記念寄席
於:九段下 二松学舎大学 九段キャンパス

柳家喬太郎『擬宝珠』
柳家喬太郎『すみれ荘201号』
三遊亭兼好『片棒』
三遊亭じゃんけん『味噌豆』
三遊亭兼好『応挙の幽霊』

文字通り二松学舎大学落研の記念の会。
普通二人会だといわゆるABBA形式なのだが、今日はAABB形式。
というのも喬太郎師は次の仕事があり、兼好師は前の仕事の三田落語会が終わっていないからという多忙なふたりのため。
三田落語会とどっちに行こうかちょっと考えたが、知り合いからチケットを譲ってもらったのでこっちに。
ガチの兼好追っかけの人はハシゴしたみたいだが、さすがに三田落語会の権太楼師とこの会の喬太郎師を捨てる度胸はないかな……。

武道館で24時間テレビの募金に並ぶ人たちを尻目に二松学舎大学へ。入るのは初めてだ。
前座がわりにOBが一席。学校の用務員室を舞台にした新作だったが、プロ顔負けのちゃんとした噺で喬太郎師も驚いていた。実際面白かったし、下手な若手よりも噺の構成とか上手いんじゃないだろうか。

さてキョン師久しぶりですごく楽しみだった。
「唯一の趣味がウルトラマン」ということでウルトラマンと新マンのスペシウム光線の撃ち方の違いなどを高座の上で立ち上がりながら説明を始める。
ウルトラマンにハマったきっかけは弟弟子の喬之助師の影響らしく、ちょっとびっくり。子どもの頃から継続して好きだったわけじゃないんだ。
ハマるきっかけはガチャガチャだったそうで、ウルトラマンを卒業してからも他のガチャガチャを買うことがあるそうだ。
以前に買ったのは『妄想おねえさん』というシリーズだそう。おねえさんが寿司のシャリや巻物になっているというもので、それらのポーズを高座上で再現する。「鉄火巻とカッパ巻はポーズは同じなんですけどね、ツンパの色が違うんですよ。鉄火巻は赤でカッパ巻は緑なの。……買うでしょ!?」……そうかな?
コレクターつながりで昔は切手やコインを集め
る人がいた、コインは集めてなかったがギザ10はなんとなく気になる、緑青が浮いていて……というところから『擬宝珠』に。すごいところから噺に繋げてきたな。
『擬宝珠』はCDで聴いたことはあるものの、高座では初めて。
「恋煩いじゃねえの? ……そうすっとこの噺は『崇徳院』じゃねえんだな」というところは何度聴いてもおかしい。
金物舐めが好きだという若旦那の告白を聴いた後の熊さんの目の泳ぎ方がこれまた面白い。そこから放たれる呆れた顔での「死んじゃえば?」という冷たい一言の破壊力はすごい。

一席終わっても高座を下りずにそのまま二席めに。
落研主催の会のためか、キョン師の大学落研時代の思い出話をマクラに。
師の母校の日大はいろいろなところにキャンパスがあって、それぞれ学部によって集まるキャンパスが異なっていたという。で、集合したらまずは声出しをするのだが、これがよくある「アエイウエオアオ」とは違うらしい。日大芸術学部の一之輔師によると「『道具屋』始めー!」という掛け声で「世の中にはいろんなご商売がありますが……」と大声で始めたそうなのでそれかと思ったら、屋上から見える専門学校?に向かって「○○のお姉さんお茶飲みませんかー」というのだそうだ。落研ぽいといえばぽいけれども。
そんな話をしていたら「私の持ち時間、あと10分」。
短めの噺をするのかと思っていたら結構長めの『すみれ荘201号』。
同棲していた彼女の方がお見合いをしに地元に戻るという噺。
そこに出てくる市議会員のヨシカワさんがいい味を出している。
またお見合い相手が「歌を作るのが趣味」といって『東京ホテトル音頭』を歌い出す。のみならず、『東京イメクラ音頭』『大江戸ホテトル小唄』の三曲を歌いきる。
お見合いから戻ってきた彼女と彼氏の別れ話の部分は落研あるあるなのだろうか。結構落研をボロクソにこき下ろし、途中現役生に向かって「ごめんなさい」と謝る姿がおかしい。
結局15分ほど押して仲入りに。

兼好師は二松学舎出身だが落研ではなかったはず。と思っていたらやっぱり落研には特に何も触れず二松学舎大付属高校の高校野球の話に。曰く、一回戦でボロ負けをするわけでなく、来年に期待を持て、さらにOBの寄付も少なくてすむ最高の負け方だった、という。「でも今年優勝した花咲徳栄ですか、あんな読めないような学校でちゃダメですよ」って二松学舎も大概だけどね。
一席めの『片棒』は久しぶり。
金太郎、銀次郎のメチャクチャな提案にどんどん泣きそうになる父親の狼狽ぶりがおかしい。
それになんど見てもお父つぁんのからくり人形のくだりが素晴らしい。
ホントに人形に見えるから不思議だ。

兼好師は二席続けるときも一度下りる派。
着替えをする間のつなぎということで、じゃんけんさんが短めに『味噌豆』を。
定吉が二度めのつまみ食いの際に豆を山盛りに持っていくのがおかしい。

兼好師の二席めの『応挙の幽霊』は初めて聴く。
DVDになって出ているし持っているのだけれど、実はあまりDVDって見ない。
買っただけで満足してしまうパターンで、ライブDVDなんかも高いカネ出して買ってるのに封すら開いていないという。
最近音楽シングルCDだと、初回限定盤と称してDVDつきでちょっとお高めになってるやつと通常版の2種類が出てることが多いが、見もしないのに限定版の方を買って結局見ていないということが多い。
閑話休題、GWに聴いた旭堂南湖さんのものとはだいぶ違う噺。
ひとり応挙の幽霊画の前で酒盛りを始める道具屋の徐々に酔っ払っていくその行程がなんかおかしい。『猫の災難』とかでもそうだけど、こういうのホントうまい。
酔ってきて披露する都々逸もこれまた上手い。こういうのどこで稽古するんだろう。

終演後、なんでか珍しくご婦人たちと喫茶店でお茶することに。まあ今日は電車で行っていたので俺はビールだったけど。


妄想おねえさんのお寿司屋さん♪ 全6種セット ガチャガチャ

妄想おねえさんのお寿司屋さん♪ 全6種セット ガチャガチャ

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: おもちゃ&ホビー



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我らの時代 落語アルデンテ Vol.15 [落語]

我らの時代 落語アルデンテ Vol.15
於:亀有 かめありリリオホール

金原亭馬久『近日息子』
三遊亭兼好『だくだく』
春風亭一之輔『代書屋』
春風亭百栄『桃太郎後日譚』
桃月庵白酒『青菜』

久しぶりのアルデンテ。
チケット救済サイトで見つけて出品者に連絡してみたら顔見知りだった。

昨日夜ふかししたのでもっとゆっくり寝たかったのだが、普段の時間に猫に起こされる。
なぜかうちの猫は目覚ましが鳴る20分くらい前にお腹に乗ってくる。
猫の細い足でみぞおちを踏まれると大変痛い。
しかしかわいいので許す。
それにしても20分前というのがかなり微妙な時間……。二度寝するにしてもぐっすりまではできないし、起きるには早いし……。なんで時間がわかるんだろう。まあうちの猫は賢いからね!

馬久さん、そういえば『近日息子』ってほとんど兼好師でしか聴いたことがない。
他で聴いたのは吉窓師、遊馬師でいずれも三遊亭。古今亭のは初めて聴いたかも。

兼好師、この会場は3回めとのことで、「なんで会場はビルの9階なのにエスカレーターが7階までしかないんだ」とブツブツ。私も毎回そう思う。他の師匠方もそうらしく、一之輔師や白酒師も同じようなことを言っていた。
ここ最近のグズグズした天気の話から「暑くなるととを開けっ放しにするので空き巣が多くなる」というながれで『だくだく』に。
いつもながら絵かきの先生に図々しく物を頼む男のキャラが飄々としていて憎めない。
絵に描いたタンスを開けようとする泥棒の仕草がやけに長く細かく、これはもはやパントマイムの領域。でもよく考えてみれば落語の「仕草」って「そうやってるフリ」だから、もともとパントマイムに近いのか? ……ともかくそこの仕草はこれまでに聴いたものよりも丁寧で面白かった。

一之輔師、ずいぶん久しぶりな気がする。GWぶりか。
そういえばうっかり後援会の更新を忘れていたようで、後援会会員限定落語会があったことも他の人のブログで知った。
もしかしたら後援会に頼めば復帰できるかもしれないけど、正直入ってるメリットってほとんどないんだよなあ……。年に1、2回の会員限定落語会だって別にその会じゃなきゃ聴けない噺するわけでもないし、チケットは普通の値段だし。会報も年に4回くらいA3両面のペラが届くくらいだし。
それに何より、後援会費の払込の時期が何度も何度も変更されるのが信用できない。普通入った月で管理するものだろうに、会員全員を4月または10月のどちらかの更新にまとめるといったり、やっぱり全員1月にまとめるといったり、カネの管理大丈夫かアレ。
まあわざわざ俺が後援しなくても押しも押されぬ人気噺家になったわけだし、もういいかな……。
一之輔師の『代書屋』は初めてか?
やっぱりこういうドタバタものは面白い。
突き抜けた陽気なバカと、シニカルで冷たいツッコミの落差がおかしい。
しかもツッコミ役もボケ役に巻き込まれてどんどんエスカレートしていくのも一之輔師の味か。

百栄師、やっぱり第一声は気の抜けたような「こんにちはー」。そういや百栄師を夜に聞いたことないような気がするが、やっぱり「こんばんはー」なのだろうか。
『桃太郎後日譚』は鬼ヶ島から帰ってきたお供の犬・猿・キジが村に居座ってチンピラような振る舞いをしている、という噺。「たったきびだんご1個で命を掛けさせやがって」というような論調でおじいさんおばあさんを攻める。
犬が語尾に「わん」をつけているのだが、途中からほとんど言わなくなる。……と思っていたら百栄師が自分で桃太郎の台詞として突っ込んでいた。

白酒師は体調が悪いらしく、高熱が出てその影響で体中が筋肉痛なのだそうだ。
道理で出てくるときにやたらよちよち歩きだと思った。
仕草も辛いようで、マクラのときなどはほとんど動かない。
『青菜』も派手な仕草はそれほどないのでお誂え向きかもしれない。
植木屋のかみさんが今まで聴いた誰よりも悪妻で、仕事を全部隣の婆さんにやらせようとするのは強烈。
しかし「牛若丸がい出まして」にはノリノリで、自分からやろうと言い出す。
理由は「『もしかしたら武家の出かも』となって、他人を顎で使いやすくなるかもしれないから」、というのだからすごい。
でもそうすると、おうむ返しの部分で植木屋がポンコツなのも元々自分がやろうと思っていなかったのだから納得がいく。

相変わらずグズグズとした天気で、ポツポツと雨が降っていたのをバイクで行ったのだが、帰宅寸前に雷雨となる。
夜にある小辰さんの会に行こうと思っていたのだが、電車だともう間に合わないし諦める。なんでこれまではチョボチョボとしか降ってないのにピンポイントで大雨になるのか。行きたかったなあ。
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なかのらくご長屋 兼好毎月連続独演会 29年8月 [落語]

なかのらくご長屋 兼好毎月連続独演会 29年8月
於:中野 なかの芸能小劇場

三遊亭じゃんけん『ずっこけ』
三遊亭けん玉『ぞろぞろ』
三遊亭兼好『日和違い』
三遊亭兼好『ねずみ』

かなり空模様が怪しいけれどもバイクで強行。
だいぶ涼しくて肌寒いくらい。変な天気。今年の夏はずっとぐずぐずしててイライラする。
夏なんだからスカッと晴れろよ! 直射日光で暑いのは好きだけど、蒸し暑いだけなのは勘弁してほしい。

じゃんけんさん、『居酒屋』かと思ったら『ずっこけ』。珍しい噺というかほとんど聴いたことがない。
「酔っ払いはしょうがねーなー」という噺で、落語はこういうの多い。やっぱり昔から日本は酔っ払いに甘かったのか。
特にストーリーらしいストーリーもなく、盛り上がるところも特にないんだけど、このダラダラ感がいかにも落語っぽくていい。
じゃんけんさんの酔っ払いはまだちょっとおとなしめかな。もっと大袈裟でも面白いんじゃないかとも思う。

けん玉さんの『ぞろぞろ』は初めてだけれども、これも面白い。けん玉さん最近初めて聴くネタが増えたが、それがことごとく面白い。
なんかお爺さんのキャラが三三師っぽい。飄々としてるけどなんかどっかクサいというか。
今日も茶店の親爺のすっとぼけっぷりがいい感じ。

兼好師の一席め、やはりハッキリしない天気について触れる。
とはいえ日本の天気予報は的中率が85%以上だそうで、それは驚異的なことなのだとか。
「だってほら、日本てこんな形でしょ」と左腕を斜め上、右腕を斜め下に出し、首を傾げて横っ座り(落語的には「よこっつわり」か?)になって日本列島を表現する。「さらにほら、その中央は山なんですよ!」と口を尖らせて表現する。うん、日本列島には見えないけど面白いのだけは伝わった。
『日和違い』は初めて聴く噺。
タイトルは知っていて一度聴いてみたいと思っていたが、中身はまるで知らなかった。
雨に降られた男の、雨具がわりに俵を被る仕草の表現が細かくておかしい。

二席めの『ねずみ』は相変わらずのクオリティ。
やはり生駒屋のキャラがいい。
生駒屋が出てくるだけで空気がガラリと変わる。

今日はこれから母の実家の岩手へ。
猫もいるし1泊しかできないけれども。
それにしてもなぜ新幹線ホームの売店のビールはいつも温いのか。
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第五十四回 一蔵ひとりの会 [落語]

第五十四回 一蔵ひとりの会
於:神保町 らくごカフェ

春風亭一蔵『夏泥』『へっつい幽霊』『らくだ』

なんか風邪ひいたっぽい。
昨日は高校の部活の飲み会だったのだが、どうにも調子悪くて途中で帰る。
今日もなんだか鼻水とくしゃみが止まらない。
夜にちょっと遠くで開かれる会に行こうかとも思ったが、ひとりの会だけにしておく。

『夏泥』は「『ひとりの会』では去年やってなかった」とのことだが……まあ他の会では結構やってるよねえ……。
とはいえ今日の『夏泥』はこれまでに見た中でも最高にハイテンション。
泥棒も、入られた方もお互い声を張り上げて丁々発止のやり取りを繰り広げ、これが夏の暑さでやられちゃったかのようでおかしい。
ハイテンション落語ってのもたまに聞くと面白い。

ネタおろしの『へっつい幽霊』もそのテンションをやや引っ張っているのかテンション高め。
幽霊の長五郎がなんで死んだのか、というところで「博打で勝ったら長屋に泥棒が入られて、二尺八寸の段平物で……」「それはさっきの噺だ!」とくすぐりもバカバカしい。
「三木助型」とのことで、相棒に若旦那が出る形。
最近の柳家だと若旦那が出てこないそうで、コンパクトなのだそうだ。その形知らないや。
というか俺『へっつい幽霊』生で聴いたのは兼好師だけだった。
今ちょっと調べてみたら、兼好師は完全に三木助型のようで、最初に道具屋にへっついを返しに来るのが大阪弁の男、というところまで同じらしい。知らなかったなぁ。
閑話休題、へっついを貰った渡世人の熊さんはやはり一蔵さんは似合うねえ。
一蔵さんも勝負師だしね。

三席め、「『へっつい幽霊』長かった……でも今日は皆さんを疲れさせますよ! 夜の別の会なんか活かせませんから!」とまだまだテンション高め。
で「本名を馬、あだ名をらくだという……」というお決まりのイントロというか導入部に入ると笑い声が起こるも、「ホントにやりますからね!」と続ける。大ネタ続けるねえー。
さっきの『へっつい幽霊』も長五郎は「フグの毒にあたって死んだ」噺で、なんとなく今日の三席が微妙にリレーな感じになっている。
この噺もまたらくだの兄貴分が一蔵さんに合っている。
屑屋が「商いに行かねえと釜の蓋があかないんで。おふくろに女房にガキが三人……」と必死にアピールしているところに「ガキがいるのか。ガキ、かわいいだろう? ガキに会いたいだろう? ……優しく言っているうちに行ってきたほうがいいぜえ」と脅しをかけるのがおかしいというかおっかないというか。

風邪も抜けきっていないし、今日は早めに寝よう……。
タグ:春風亭一蔵
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