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池袋演芸場 七月中席 七月十一日 [落語]

池袋演芸場 七月中席 七月十一日
於:池袋演芸場

昼の部
柳家あお馬『寿限無』
林家たけ平『宿題』
ひびきわたる 漫談
柳家花どん改メ 柳家吉緑『だくだく』
蜃気楼龍玉『強情灸』
ロケット団 漫才
林家三平 漫談
三遊亭萬窓『悋気の独楽』
三遊亭小円歌 三味線漫談
春風亭一朝『たがや』
林家木久蔵『新聞記事』
橘家文左衛門『時そば』
花島世津子 奇術
柳家小せん『ねずみ』

夜の部
三遊亭めぐろ『リンダ』
ホンキートンク 漫才
林家きく麿『首領が行く!』
古今亭菊志ん『野晒し』
春風亭一之輔『加賀千代』
林家正楽 紙切り
柳家小ゑん『銀河の恋の物語』
古今亭駒次『さよなら、ヤンキー』
柳家喬太郎『ウルトラのつる』
アサダ二世 奇術
三遊亭天どん『船徳』

ハッピーバースデー俺。
でも彼女も日勤の後そのまま夜勤に入るということで、丸一日いない。
んじゃあ寄席に一日籠もろうじゃあないか。
というかなにこの俺得な顔付け。今日は萬窓師が代演だったが、扇辰師も出る。これでかわら版に載ってる広告見せれば2千円って大盤振舞いすぎじゃね?

たけ平さん、久しぶり。
小学生の息子が通う塾の宿題であるつるかめ算の手伝いをする父親の噺。そういや俺小学校のときにつるかめ算を習った記憶がないな。

龍玉師も久しぶりだなあ。
いつもながらきっちりとした正統派の一席で安心する。

小円歌お姐さん、相変わらずの色っぽさ。
太鼓を叩いている前座のあんこさんを舞台に呼び、出囃子の野崎や老松を披露。
その後「なんか踊りましょうか」とかっぽれを踊る。指先の隅々までシュッとしていて、思わず見惚れる。

一朝師、江戸前の啖呵に惚れ惚れとなる。
しみじみいいなあ。

文左衛門師、ネタ帳をぶら下げて気だるげに登場。「二日酔いです」と言ってネタ帳を見ながら「なにやるかなあ」と考えこむ。
最初はそれこそ気だるげに、やる気なさげに話していたが、噺が進むに従って次第に熱を帯び、最後はかなりの熱演。それと同調してどんどん面白くなっていく。

小せん師、追っかけるまではいってないないんだけど寄席で聴けたら嬉しい噺家筆頭。こののほほんとした空気がいい。
『ねずみ』は初めて小せん師(当時わか馬)を聽いたときのネタだったような。
「腰は立ちませんが筆は立ちます」「腰は立ちませんがねずみに義理を立てまして『ねずみや』にしました」とやたら「腰が立たない」ギャグを推す卯兵衛がおかしい。

昼の部が終わっても半数くらいは残るっぽい。

ホンキートンクも寄席で聴けると嬉しい。
いろんなネタをスピーディーに畳み掛ける。

菊志ん師、落語を聴き始めた頃からポッドキャストで聴いていたものの、これまで縁がなくて高座で聴くのは初めて。

一之輔師、本来年末によく聴くネタだが、朝顔の句があるからか。
ぼーっとした甚兵衛さんのぼーっとした言動がたまらなくおかしい。

正楽師、ハサミだめしに「線香花火」。リクエストで「新弟子に『お前の名前は天どんだ』と告げている圓丈師」「茄子娘」「浜辺で鶴を待っている老人」「北陸新幹線」。
どれもかなり困った様子で「ほかの寄席で出てきたことがないリクエスト」とのこと。それでも美しく切り抜いて会場が感嘆の声に包まれるのはさすが。

駒次さん、親の実家に泊まりにきている兄弟が、もはや東京では伝説となった「ヤンキー」の姿を求めて夜中に家を抜けだすというストーリー。勢いがあって面白い。
ま、ヤンキーは足立区ではたまーにいるけどね……。

喬太郎師、「トリじゃないって気楽ー。天どんが頑張ればいいんだもんね」とのびのびと。
「今日初めて天どんを見る人にいっておきますが、あいつはやる気がないように見えるかもしれませんが、あれでもあるんです。そう見えないだけなんです」とフォローなんだかなんなんだか。
古典の『つる』のストーリーで「なぜ『帰ってきたウルトラマン』がいつの間にか『ウルトラマンジャック』になったのか」を話すというもの。
これがもう爆笑に次ぐ爆笑の嵐。完全に天どん師を潰しにかかってる。いやはややっぱり喬太郎氏は面白いなあ。

天どん師、「さっき喬太郎師匠が僕のこといってましたけど、あれ本当ですから」とやる気なさげにいう。
「今日はきっちり古典やりますよー。……何ですかこの空気は」と相変わらず客席に向かって絡むという天どん節が炸裂。
月曜からは4日続きもので『牡丹灯籠』を掛けるらしい。「こうやって言っておかないとやらなくなる」と自らを追い込んでいるようだ。「いろいろあるんですよ、人を殺したり人を殺したり……殺してばっかりだな」って大丈夫か。
『船徳』はやたらと徳がいい男ぶって「名前は徳です」と繰り返すのがなんとも天どん師らしいアレンジ。これ以外にも細々とアレンジが加えられ、なんともいえない天どんワールドに。
新作だろうが古典だろうが、天どん師の世界としかいいようのない独特のところに連れて行かれるのは実はすごいことなんではないだろうか。

12時過ぎに入って8時半まで、実に8時間以上居続けたが、そんなに長い間いた気がしない。
今日が初日で、来週末と月曜の海の日までこの番組。あと1、2回は行きたいところ。
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