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池袋演芸場 七月中席 七月十七日 [落語]

池袋演芸場 七月中席 七月十七日
於:池袋演芸場

昼の部
林家あんこ『初天神』
林家たけ平『竹取物語』
江戸家小猫 ものまね
柳家花どん改メ 柳家吉緑『元犬』
蜃気楼龍玉『夏泥』
ニックス 漫才
林家三平『紀州』
入船亭扇辰『千早振る』
のだゆき 音楽パフォーマンス
林家正蔵『悋気の火の玉』
古今亭志ん陽『馬のす』
橘家文左衛門『目薬』
ストレート松浦 ジャグリング
柳家小せん『崇徳院』

夜の部
三遊亭ふう丈『たらちね』
三遊亭めぐろ『ニワトリ』
ホンキートンク 漫才
林家きく麿『陳宝軒』
柳家一琴『真田小僧』
春風亭一之輔『館林』
林家正楽 紙切り
三遊亭白鳥『実録ツルの恩返し』
古今亭駒次『夏』
林家彦いち『熱血怪談部』
アサダ二世 奇術
三遊亭天どん『牡丹灯籠 関口屋ゆすり』

日曜に休日出勤したので、今日は代休。
平日に一日寄席に入り浸るというのを一度やってみたかったのでいい機会だ。
いつも噺家が「平日の池袋はガラガラ。もっと寄席に来てください」とよく言うし、今日は天気もよくないので空いてるのかなーと思ったが、昼の部開始時点で6割から7割は入ってそう。

龍玉師、「俺はダメなヤツなんだ……死にてぇなぁ〜……(膝をパァンと叩いて)さあ殺せ!」という一連の流れが毎回毎回まったく同じ調子で、リピートしている感じがおかしい。

扇辰師、寄席サイズでやや省略をしつつもいつものようにキッチリと端正に。

志ん陽師、久しぶりに聴く。
『馬のす』ってあまり聴かないな。
友だちの勝っちゃんから酒をたかられる釣り好きの男の人の良さが志ん陽師に合っている。

文左衛門師、今日はあんこさんに高座までネタ帳を持ってきてもらって何を演るか考え込む。
「楽屋で決めてこいってハナシなんですけどね、小せんとバカっぱなししてたもんで」。そういや今日は三K辰文舎揃い踏み。小せん師がトリだからか。
あのいかつい顔で「目薬買ってきたわよ☆」と小首を傾げるおかみさんがやたら可愛らしい。

ストレート松浦先生、いつもかわら版の寄席情報で名前は見るものの、高座は初めて。
多分すごいことをしているんだろうけど、それをあまりにも当たり前のようにしれーっとやっているのでいまいちそのすごさが伝わらないというか、「ふーん」で終わりになってしまうというか。で、「いやいやこれすごいぞ」とふと気づく、という形に。
バックに流れるビッグバンドの名曲の数々も心地いい。

小せん師、なんというか「これぞ落語だ」とでもいうべき老成された空気の一席。
つーかこの人同い年なんだよなあ……。この落ち着きすぎた雰囲気はなんなんだ。

めぐろさん、こないだ圓丈一門が弟子十人全員集まったことがあり、そこで唐突に圓丈師の「お気に入りの弟子ベストテン」が発表されたとか。トップは白鳥師で9位がめぐろさん、そして最下位は天どん師らしい。当の天どん師は特に落ち込むこともなく「でしょうね」「だと思ってました」といつもの調子で応えてたのこと。なんつーかいつも天どん師がマクラで師匠と仲が悪いと言ってるけど、あれ本当に本気なのかも……。

きく麿師の『陳宝軒』は『金明竹』の九州バージョンともいうべき噺。

一之輔師、寄席で『館林』を掛けるとは。
この後に出た正楽師曰く、前座さんも知らなくて「この噺なんだ?」と騒然となったらしい。
素人剣士八っつぁんのボーっとした言動がおかしい。

正楽師、「線香花火」、「スイカ割り」、「宮本武蔵」、「夏祭」、「館林」。
「館林」のリクエストが上がったとき、「『館林』って何ですか?」と質問。「さっきの一之輔さんのネタ」と答えられたものの、「どんな噺? あー、本人呼んできて、まだいるでしょ」。Tシャツステテコ姿の一之輔師が登場すると、「何を切ればいいの?」と取材。「侍と、首を切られた人と、それを見て何か言ってる剣術の先生ですかねぇ」と答えられると、「ふーん。でもまあ切らないんですけどね」と紙切れを理由にリクエスト拒否。
が、「夏祭」を切っている最中に前座さんに紙を持ってきてもらい、「館林」も切る。「何がすごいって噺を知らないのに切ってるんですから」。完成品はもちろん高品質。

白鳥師、仲トリなのに10分ぐらいでさっさと終わってしまう。

駒次さん、なんか甘酸っぱい感じの新作。

彦いち師、トリの天どん師が怪談の『牡丹灯籠』なのに怪談話とは軽い嫌がらせ?
最後でちょっとゾクッとさせて、ストーリーテラーだなあ。

アサダ先生、今日は天どん師が続き物のネタをやっていて、あらすじも話さなきゃならないからといって今日は5分で帰る、とのこと。トランプマジックひとつだけやって、本当に終わり。
さっきの白鳥師も天どん師のために時間をとったのかな。

天どん師、昨日までのあらすじを話すだけで10分以上かかる。
うーんやっぱり続きものはあらすじを聴いたところでよくわからん。
しかしこれを覚えたということだけですげえな、と思ってしまう。
寄席で1時間を超える熱演。最後は「本来は『関口屋ゆすり』はここまでなんだけど」としながらももう少し先のところまで引っ張る。
「あとで演芸場の人にすごく怒られるけどすごく謝ればいいから」と大サービス。
実際終演後にたまたま出てきた天どん師を見たが、演芸場のスタッフに謝り倒していた。特に怒ってはいないようだったが。

さてこの芝居も残すは土・日・月。明日は用事があるので無理だが、日・月どうしようかなー。
あともう1回くらい行っとくか。このコスパはすげえぞ。
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